ミニチュア・ホースがサービス・アニマルとして飛行機への搭乗を許可される
飼い主の精神的な負担を和らげる、サービス・アニマル。今回、アメリカでサービス・アニマルとして、ミニチュア・ホースの飛行機への搭乗を認めるガイドラインが発表された。
ミニチュア・ホースが正式に許可される
サービス・アニマルを飛行機に搭乗させることは、以前からさまざまな議論があったという。
他の乗客のアレルギーの問題もあれば、以前はクジャクや豚、七面鳥をサービス・アニマルとして搭乗させようとして、航空会社側から拒否されたり、または認められたりして、物議をかもしてきたそうだ。
しかし8月29日、アメリカ運輸省は、犬や猫、ミニチュア・ホースなど最も一般的なサービス・アニマルを航空会社側が受け入れるよう求めるガイドラインを発表した。
またネットでも、実際に飛行機に搭乗しているミニチュア・ホースの動画も投稿されている。それがこちら。
“At this time we would like to begin boarding with any active duty military, families traveling with children under the age of 3, and horses…” @AmericanAir @LilNasX @barstoolsports @BarstoolILLSt @realslimshanny @UNITEDA1RLINES @billyraycyrus @SouthwestAir @TSA @Kat103Omaha pic.twitter.com/qVRLCH4IFc
— Evan Nowak (@ecnowak) August 30, 2019
Here's a miniature horse on a plane pic.twitter.com/1aSt94nvDW
— Dr. James Kelleher (@etienneshrdlu) October 22, 2016
ガイドライン違反でペナルティを受ける可能性
ミニチュア・ホースは以前から、素晴らしいサービス・アニマルとして知られ、平均で33年間も生き続けるという。
背の高さも2、3フィート(60cmから90cm)ほどで、大人に成長しても体重は100ポンド(43kg)にしかならない。
もっとも今後、全ての航空会社がミニチュア・ホースをサービス・アニマルとして搭乗させることを、法律によって強制させられるわけではないという。
また航空会社が搭乗を許可するかどうかも、ケースバイケースで判断することになるとか。
ただしガイドラインに違反すると、航空会社がペナルティを受ける可能性もあるそうだ。
しかしヘビやトカゲなどの爬虫類、フェレット(イタチ)、ネズミ、クモなどをサービス・アニマルとして乗客が機内に運ぶことを拒否することはできるという。
航空各社は今後、30日間かけてガイドラインに沿った会社のポリシーの見直しや改定を進めていく予定だと言われている。(了)
出典元:CBS Detroit:Miniature Horses Cleared For Take Off As Service Animals(8/14)