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メイフラワー号の航海を記念して来年、自動運転の船が英から米を目指す

メイフラワー号の航海を記念して来年、自動運転の船が英から米を目指す
ProMare

アメリカ大陸へ清教徒を運んだメイフラワー号を記念し、来年自動運転の船が大西洋を横断する予定となった。

 

来年の9月にイギリスを出港予定

 

その自動運転の船とは、「メイフラワー自律船(Mayflower Autonomous Ship:MAS)」。海洋生物関連の非営利団体「ProMare」が資金を出し、イギリスのプリマス大学などによって設計された、3つの船体をつないだ船だ。

 

「MAS」は2020年の春にポーランドでテストを行い、同年の9月にはイギリス南西部のプリマスを出発。アメリカ・マサチューセッツ州のプリマスへ向かって2750マイル(約4400km)の距離を無人で航行する予定だという。

 

この計画が始まったのは2014年。その年の9月2日には、ポーランドで船の建設が開始されたそうだ。

 

「MAS」のコントロールルームはイギリスのプリマスにあり、そこは1620年にメイフラワー号が出発した場所で、今回の旅はその400周年を記念するものになるとか。

 

再生可能エネルギーを使い航行

 

「MAS」の長さは100フィート(約30m)、速さは20ノット。風力やソーラーなど最先端の技術によって生み出された再生可能エネルギーを使い、大西洋を横断するという。

 

またこの船には画期的な研究装置も備えられ、気象学や海洋学、気候学、生物学、海洋汚染や保護のデータを集める予定とされている。

 

ProMare

 

もっとも自動運転の船のプロジェクトはこれだけではない。

 

海洋テック企業の「SEA-KIT」も自動運転の船「Maxlimer」を開発しており、すでにイギリスとヨーロッパ間で航海をしているという。

 

そして来年には、やはり大西洋を横断する予定とされている。

 

メイフラワー号にはイギリス国教会から迫害を受けたプロテスタント(清教徒・ピューリタン)の信者が乗っており、彼らが新天地を求めてアメリカへ渡ったことから、この船は「信教の自由の象徴」とされているそうだ。(了)

 

 

出典元:ABC News:Self-driving boat to cross Atlantic to commemorate Mayflower’s 400th anniversary(9/8)

出典元:ProMare:The Mayflower Autonomous Ship

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