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ヨーロッパで再び新型コロナの感染者が増加、各国が制限措置に踏み切る

ヨーロッパで再び新型コロナの感染者が増加、各国が制限措置に踏み切る
Johns Hopkins University Spain Daily Case

ヨーロッパで再び新型コロナウイルスの新規感染者が増えており、各国でさまざまな制限が課せられることになった。

 

スペインやフランスで新規感染者が急増

 

新規感染者の最も大きな伸びを示したのはスペインで、8月24日には約1万9000人、8月31日には約2万4000人、9月7日は約2万7000人となっている。

 

Johns Hopkins University Spain Daily Case

 

しかし死者数はピークだった4月頃(4月2日は死者が1日で961人)と比べて大きく減少しており、9月4日に184人が亡くなっているが、7日には98人、8日は78人となっている。

 

Johns Hopkins University Spain Daily Death

 

次にフランスも急激に新型コロナの感染者が増加。1日の新規感染者が8月21日には約1万5000人、9月7日には約2万人になっているという。ただしやはりここ1週間の死者数は1日20人から38人となり、ピークだった4月15日の1日死者数、1438人を大幅に下回っている。

 

Johns Hopkins University France Daily Case
Johns Hopkins University France Daily Death

 

他のヨーロッパの国々の新規感染者数も下のような伸びを示している。下はイタリア。(グラフは全てジョンズ・ホプキンズ大学からのもの)

 

Johns Hopkins University Italy

 

イギリス

 

Johns Hopkins University UK

 

ドイツ

 

Johns Hopkins University Germany

 

ポルトガル

 

Johns Hopkins University Portugal

各国の制限措置の内容とは?

 

イギリスでは9月8日に新規感染者が2460人となり、9月14日から7人以上で集まることが禁止される予定だという。

 

ただし学校や職場、その他の限られた場所ではこの制限が免除されている。

 

スペインでは地域ごとに制限措置が異なっており、カタルーニャ州では10人以上集まることが禁止され、やはり職場や旅行は例外となっているそうだ。ムルシア州では6人までの制限が導入されている。

 

ポルトガルは現在、段階的縮小戦略の新しいフェーズに入っており、地域の警戒態勢が2週間ごとに見直されているという。大リスボン圏もコロナウイルスが局所的に発生しているため、プライベートや公の集会は、10人までに制限。店やその他のサービス業も午前10時に開店し、午後8時には閉店しなければならない。

 

ただしレストランやスーパーマーケット、薬局店、スポーツ施設、ガソリンスタンド、病院、動物病院などは例外となっている。

 

ギリシャもレスボス島やMykonos島、Halkidiki半島などで独自の制限を導入。室内・室外を問わず9人以上が集まることを禁止しており、レストランでは1つのテーブルにつき4人までとなっている。ただしメンバーが家族の場合は、6人まで利用できるそうだ。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Coronavirus cases soar across Europe – but England’s crackdown limiting gatherings to SIX is TOUGHER than almost anywhere else on the continent(9/9)

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