@sideeyeingchloe

以前話題になった女の子の画像がNFT（偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ・コンテンツ）のオークションにかけられ、高額で落札された。

2013年に話題となった動画の一部

その女の子とは、アメリカのユタ州で暮らすChloe Clemちゃん。

オークションにかけられた画像は、2013年に母親のKatieさんがYouTubeに投稿した動画の一部で、そこには当時2歳だったChloeちゃんと、姉のLilyちゃんが映っていた。

映像において母親のKatieさんは、一家でディズニーランドへ行くことを発表すると、姉のLilyちゃんは嬉しさのあまり、号泣してしまう。

しかし妹のChloeちゃんは、そんな姉の姿を横目で眺め、ちょっと引いたような表情を浮かべた。

ドバイの音楽制作会社が落札

今回、NFTのオークションに出品されたのは、ちょうどその場面の画像で、25イーサリアム（Ethereum：仮想通貨）から入札が始められたという。

その後、次々に買い手が現れ、最終的に中東のドバイを拠点にしている音楽制作会社「3F Music」が7万4000ドル（約820万円）で落札した。

NFTは今年に入ってから、高額での取引が行われ、2月には「Nyan Cat」が300イーサリアム（88万ドル：9700万円以上の価値）で販売されている。

ただし、NFTでは落札した人が電子証明書を所有することになるものの、購入者はそれが表す画像の著作権を管理していない。

Chloeちゃんは現在、すでに10歳になっており、インスタグラムでは50万人以上のフォロワーを獲得。ブラジルにおけるGoogle広告にも登場しているそうだ。（了）

出典元：BBC：Music company buys NFT of ‘Side-eyeing Chloe’ meme(9/26)