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変異株「オミクロン」が上陸した香港、「バルブ・マスク」着用の旅行者に非難の声

変異株「オミクロン」が上陸した香港、「バルブ・マスク」着用の旅行者に非難の声
flickr_Rémi Lanvin

南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株がすでに香港で確認されており、持ち込んだ旅行者に非難の声が上がっている。

 

「オミクロン」と命名

 

その変異株は「B.1.1.529」とされ、先日WHOによって5番目の「懸念される変異ウイルス(VOC)」に指定され、ギリシャ文字の「オミクロン」と命名された。

 

この変異株は数多くの変異があり、他の懸念される変異株に比べ、感染リスクが高い可能性があると言われている。(ただし現在、まだ詳細については、分かっていない部分が多い)

 

そしてこの「オミクロン」に感染した人物が、香港で確認され、「利己的」なマスクの着用していたとして非難されているという。

 

排気弁のバルブが付いたマスク

 

その人物は南アフリカ出身とされ、香港のリーガル・エアポート・ホテルに宿泊していたが、同じ階の別の部屋にいた人物もその後、「オミクロン」の陽性が確認されたという。

 

この南アフリカ出身の人物は、食事の回収やゴミの処理の際に、排気弁付きの再利用可能なマスクを着用していたことが報告されている。

 

しかし排気弁のバルブは、空気を吸い込むときにのみフィルターをかけるが、吐き出すときにはフィルターがかからないという。

 

香港の微生物学者であるYuen Kwok-yung氏は、バルブ付きマスクは使用者を保護するだけで、「利己的」だとした上で、次のように述べている。

 

「このバルブ・マスクの特徴は、ちょっとわがままなマスクだということです。エアバルブから空気を吐き出すときには、フィルターがかかっていないので、よくありません。きちんとしたものを使うのが一番です」

 

スパイクタンパクに32の変異

 

香港当局の発表によれば、感染が確認された2人はワクチンを2回接種しており、また予防措置として、現在感染者の近くの部屋に滞在していた12人が、政府の施設で14日間の隔離に入っているという。

 

「B.1.1.529」は香港での2例を除いて、南アフリカとボツワナではこれまでに約100例の感染が確認されている。(すでにイギリスやドイツなどでも確認されている)

 

この変異株は、ウイルスの「スパイクタンパク」と呼ばれる部分に32の変異があるとされ、感染者が急増したデルタ型の変異数は13〜17であったとも言われている。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:Hong Kong blames passenger with ‘selfish mask’ for first case of new Covid variant(11/26)

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