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アメリカで高齢者の女性が5kmマラソンに参加し、1時間を切るタイムで完走した。

1kmあたり11分のペースで歩き続ける

その女性とは、ベティ・リンドバーグさん（98）だ。

彼女は2月25日、ジョージア州の町、アトランタで開催されたマラソン大会の、5km部門に参加。

1kmあたり11分のペースで歩き続け、59分6秒で完走し、同じ年齢グループの中で、トップでゴールをしたという。

リンドバーグさんがゴールすると、カメラのフラッシュが光り、仲間のランナーが拍手で迎えたそうだ。

そしてゴールラインを通過する際、彼女はきちんと自らの腕時計を止めた。その様子がこちら。

On Saturday, 98-year-old Betty Lindberg ran the @ATLtrackclub‘s Publix Atlanta 5K in 59 minutes and 6 seconds!

She won her age group at the USATF Masters 5K Championships 👏 pic.twitter.com/d8e0Zrwm1L

— CITIUS MAG (@CitiusMag) February 27, 2023

5km走の年齢別世界記録保持者

実はリンドバーグさんは昨年も5kmのレースに参加し、55分48秒というタイムで完走。同年代の5kmマラソンの世界記録を30分以上も塗り替え、大きな話題となったという。

それまでの記録は1時間28分36秒、96歳のベティ・アシュレイさんが2017年に打ち立てたとされている。

リンドバーグさんは地元メディアの取材を受け、「私はただ、できるだけ早く、歩いた（stroll：ぶらつく、散歩する）だけです」と語っていた。

彼女は1989年（当時は63歳か？）に10kmのレースに初めて挑戦し、以来1度だけ欠場したものの、ずっと参加し続けてきたという。

また彼女は現在も、週3回のパーソナルトレーナーによる指導を受けながら、定期的に近所をランニングして、レースのベストフォームを維持しているそうだ。（了）

出典元：Runnersworld：98-Year-Old Betty Lindberg Puts Down Another Blazing 5K Performance(3/1)