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NIKEから手を使わずに履くスニーカー登場、脳性麻痺患者の手紙がきっかけ

NIKEから手を使わずに履くスニーカー登場、脳性麻痺患者の手紙がきっかけ
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今月1日、NIKEから「Go FlyEase」というスニーカーが新登場した。手をまったく使わず、スリッパに足を突っ込むようにして、1度踏み込むとキチンと履けるのが特長だ。

 

実はこの新作、一人の脳性麻痺患者がNIKEに送った手紙がきっかけで開発されたものだという。

 

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自立した生活のために

 

2012年の夏、当時16才だったMatthew Walzerさんは、近い将来大学に行くことを考えて、暗い気持ちになっていた。

 

彼は脳性麻痺を患っており、体が自由に動かない。だが、気持ちが塞ぐ直接の原因は、そのことではない。NIKEの靴ひもが問題だった。WalzerさんはNIKE宛に、こんな内容の手紙を書いている。

 

僕の夢は、毎日誰かが靴ひもを結んでくれるかどうかを心配せずに、自分の行きたい大学に行くことです。これまでずっとNIKEのバスケットボールシューズを履いてきました。歩くときに足首が固定される靴が必要だからです。僕は16才ですが、服は自分で完璧に着れます。ただ、靴ひもだけは親に結んでもらわなければなりません。普通の10代の若者同様に、僕も、完全に自立して生活しようともがいています。それだけに、靴ひものことはフラストレーションになり、人に知られると恥ずかしい、という気持ちにもなるのです。(NIKEのニュースリリースから翻訳)

 

障害者に向けたスニーカーが一般に

 

この手紙を受けて、NIKEのシューデザイナー・Tobie Hatfieldさんは、現在販売されている「FlyEase」というシリーズを開発した。これはひもで結ぶスニーカーだが、履くのにひもを解く必要はない。踵部分に弾力性を持たせてあり、一度踵を潰して履いた後、指でそれを引き上げればいい。

 

それをさらに進化させたのが、今回登場の「Go FlyEase」だ。こちらは靴底が2つに折れて、足の入れ口が大きく開く。そこに足を入れ、踏み込むだけで履けるので、手さえ使わずに済む。腰を屈める必要もない。

 

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元々は体に障害のあるアスリートが履くことを想定していたが、誰が履いても便利だ、ということで一般販売されることになったらしい。

 

2月中旬から、まず「ナイキ メンバー」に限定販売され、一般に売り出されるのは今年後半からの予定。(了)

 

出典元:NIKE NEWS:This is Nike GO FlyEase(2/1)

出典元:boredpanda:“Disability Design For The Win!”: Here Are Nike’s New Sneakers That Require No Hands(2/2)

出典元:sunny skyz:Teen With Cerebral Palsy Inspires Nike To Release Stylish Hands-Free Shoes(2/2)

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