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絶滅危惧種のウミガメが、アメリカからオランダまで移動していた!

絶滅危惧種のウミガメが、アメリカからオランダまで移動していた!
X_Houston Zoo

絶滅危惧種のウミガメがオランダで保護され、その後アメリカへ戻された。

 

メキシコ湾や北米の大西洋に生息

 

そのカメは「ケンプヒメウミガメ」とされ、「Boeier」と名付けられている。

 

そもそも「ケンプヒメウミガメ」は、体が小さく、絶滅の危機に瀕しているウミガメの種で、メキシコ湾や北アメリカの大西洋沿岸に生息しているという。

 

ところが2023年、「Boeier」は、約8000kmも離れたオランダ南西部の沖合で、漁船の網に絡まっていたところを発見されたそうだ。

 

オランダからアメリカへ戻される

 

その後、「Boeier」はロッテルダム動物園に運ばれ、ケアを受けて、健康を取り戻したという。

 

アメリカの魚類野生生物局は、「Boeier」を帰国させるため、許可書など必要な書類を1年かけて作成。10月29日には、テキサス州のヒューストン動物園に到着した。

 

ヒューストン動物園はさっそく「Boeier」の健康診断を実施。また環境に慣れさせるための措置をとったという。

 

その後、海に戻れる準備ができていると判断され、11月4日にメキシコ湾に放されたそうだ。その際、動きを監視するための追跡装置が取り付けられたという。

 

上の動画は、アメリカに戻されてからの様子となる。(了)

 

出典元:Yahoo News:Rare Sea Turtle Returned to Gulf of Mexico After Drifting Over 5,000 Miles(11/9)

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