X_Rangel Campos Machado

ブラジルで、熱気球が上空で炎上し、墜落する恐ろしい瞬間が撮影された。

ブラジル南部の観光地で墜落

この事故が起きたのは6月21日の朝（現地時間）、場所はブラジル南部のサンタカタリーナ州とされている。

当時、気球には約20人が乗っており、観光地となっているPraia Grandeの町の上空を飛行していたという。

しかし、突然気球が炎上。そのまま墜落し、少なくとも8人が死亡した。その瞬間がこちら。

Balão pega fogo e cai em Praia Grande em Santa Catarina, imagens de grupo de WhatsApp. pic.twitter.com/uSADC0jZfc

— Rangel Campos Machado (@rangelmachado87) June 21, 2025

8人が死亡、13人が生存

サンタカタリーナ州のジョルジーニョ・メロ知事は、事故後、「遺憾の意」を表明し、救助隊が現場に派遣されたと述べた。

またメロ知事は、「（搭乗していたのは）21人。うち8人が死亡、13人が生存」と「X」に投稿したそうだ。他の報道では、気球には22人が乗っていたと報じている。

地元紙「ジョルナル・ラザオン」によると、事故は現地時間午前7時頃、約30機の気球が「ブラジルのカッパドキア」と呼ばれる町の上空に飛び立った際に、発生したという。

生存者の1人とされる気球のパイロットは、「ジョルナル・ラザオン」紙に対し、気球のバスケット内にあった予備トーチが火災の原因だったと語っている。

「ジョルナル・ラザオン」紙によれば、火に気づいたパイロットは、気球とともに急いで降下しようとし、気球が地面に接近すると、乗客に飛び降りるよう指示したという。

そして何人かはなんとか飛び降りて負傷し、生き延びた人もいたが、間に合わず亡くなった人もいたそうだ。（了）

出典元：The Guardian：Brazil hot-air balloon crash kills at least eight people amid ‘desperate’ scenes(6/21)