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イスラエルがレバノン南部への攻撃を継続、国防相「ガザのようになるだろう」

イスラエルがレバノン南部への攻撃を継続、国防相「ガザのようになるだろう」
X_Al Jazeera Breaking News

イスラエル軍は、停戦中であるにも関わらず、レバノン南部を攻撃し続けており、多くの人々が殺害されている。

 

3月2日以降、2534人が死亡

 

イスラエル軍は4月28日、レバノン南部の町、Jebchiを空爆し、2人のレバノン人が殺害され、13人が負傷したという。

 

またイスラエル軍は、国境近くのレバノン南部の町、Majdal Zounへも空爆。この攻撃により少なくとも5人が死亡し、その中には3人の救急隊員が含まれていたそうだ。

 

イスラエル軍は、この攻撃で「市民救助活動」を行っていたレバノン軍の兵士も標的にしており、2人が負傷したという。

 

これらの攻撃により、4月28日にはレバノン南部で、女性や子供を含む少なくとも11人が死亡し、30人が負傷した。

 

またレバノン保健省によると、3月2日以降、イスラエルの攻撃により少なくとも2534人が死亡、7863人が負傷したという。

 

レバノンのナワフ・サラム首相は、「X」への投稿で、民間防衛隊員が「人道支援活動中に」殺害された攻撃は、「イスラエルによって行われた、新たな戦争犯罪である」と非難。さらに次のように述べた。

 

「これは、国際人道法の原則と規則に対する明白な違反である。レバノン政府は、この凶悪な犯罪を国際社会で非難し、イスラエルが停戦合意違反行為を停止するようあらゆる努力を尽くす」

 

イスラエルのカッツ国防相は28日、レバノン南部が「ガザのようになるだろう」と警告した。

 

ガザ地区へも攻撃し、5人が死亡

 

またイスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区へも攻撃を続けており、28日にはパレスチナ人5人が殺害された。

 

ガザ地区の民間防衛隊によると、北部のガザ市レマル地区では、イスラエル軍の無人機が車にミサイル2発を発射し、4人が死亡、6人が負傷したという。

 

 

またガザ地区南部のハンユニス東部では、イスラエル軍の無人機攻撃と砲撃が同時に行われ、9歳の少年、Adel al Najja君が殺害された。

 

イスラエル軍は「イエローライン付近で部隊に接近し、差し迫った脅威を与えた」と述べているが、Najja君は料理用の焚き火のために段ボールを集めていたと言われている。

 

2025年10月に停戦合意したにもかかわらず、イスラエル軍はパレスチナ人に対してほぼ毎日攻撃を行っており、2023年10月7日以降、ガザ地区での死者は7万2594人、負傷者は17万2404人に達しているという。

 

EUがイスラエルに制裁を検討?

 

EUは現在、ロシアがウクライナから盗んだ穀物を取引したとして、イスラエルに制裁を検討しているという。

 

これに対し、ベルギー選出のEU議会議員、Marc Botenga氏は、イスラエルへの制裁がガザ地区などでのジェノサイドではなく、盗まれた穀物を巡る取引であることに疑問を呈し、次のようにSNSに投稿した。

 

「ジェノサイドに対しては制裁しない。戦争犯罪に対しても制裁しない。占領に対しても制裁しない。植民地化に対しても制裁しない。侵略に対しても制裁しない。拷問に対しても制裁しない。しかし、盗まれた穀物の取引なら、たぶん…」

 

 

スペインとスロベニア、アイルランドは先日、パレスチナとレバノンにおける人権侵害を理由に、イスラエルとの重要なEU貿易協定を停止しようとしたが、この動きはドイツとイタリアによって阻止された。

 

そしてイスラエルのネタニヤフ首相に関する汚職裁判は4月27日、開始予定時刻の約1時間前に安全保障上の理由により、再び中止されたという。(了)

 

出典元:Aljazeera:Iran war live: Iranian army ‘still in war situation’; Gulf leaders meet(4/28)

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