米共和党議員、イスラエルによる「リバティ」号への攻撃を再調査するよう要求

アメリカの共和党議員が6月8日、1967年に起きたイスラエル軍によるアメリカ軍の艦船への攻撃について、再び調査するよう要求した。
1967年6月8日にイスラエルが攻撃
共和党のトーマス・マッシー下院議員は8日、下院議場で演説を行い、1967年6月8日に起きた、イスラエル軍による「リバティ」号への攻撃についてもう一度調査するよう、政府に要求した。
この攻撃は6日間戦争(第3次中東戦争)の時に起き、当時アメリカ軍の情報収集艦「リバティ」号は、地中海の東にいて偵察や情報収集の任務にあたっていたという。
しかしこの日、「リバティ」号はイスラエル軍機と魚雷艇からの攻撃を受け、アメリカ軍の兵士34人が死亡、171人が負傷した。
イスラエル政府は、この攻撃が戦争ではよくある「誤認」による事故だと主張。しかし「リバティ」号の乗組員の中には、この見解に異議を唱え、意図的な攻撃だったと主張する者もいるという。
「視界は良好、国旗も掲げられていた」
マッシー下院議員は8日、議会の演説で、次のように述べた。
「彼ら(元乗組員ら)に、心の整理をつけさせてあげよう。調査を行い、彼らを称える決議を採択しよう。これは、ずっと前から必要だったことだ。そうすれば、彼らは正義を得ることができるだろう。視界は良好だった。USSリバティにはアメリカ国旗が誇らしげに掲げられていたが、激しい攻撃を受けた。イスラエルは生存者を一人も残さないつもりだった」
またマッシー下院議員は、イスラエルの攻撃を「意図的」だと考えている元国務長官や元陸軍大将、複数の外交・情報・軍事関係の高官の発言を引用し、次のように述べた。
「これらの著名な人物は誰も、これが事故だとは考えていない。彼らは、イスラエルによる意図的な殺害だと考えている。偽旗作戦として、あるいは単に、その日の行動を誰にも見られたくなかったからだろう」
2006年に発表された中央情報局(CIA)の評価では、イスラエル軍のパイロットが、アメリカ海軍の「リバティ」号を「識別できなかった」と結論づけた。
しかし2003年には、この攻撃を調査した主任調査官が、誤認によるものと結論付けるよう、圧力を受けていたことが明らかにされている。(了)
出典元:Aljazeera:US congressman demands probe into Israel’s 1967 attack on USS Liberty(6/8)


























