トランプ氏、極右政党「ドイツのための選択肢」を賞賛、州選挙での勝利を祝う

アメリカのトランプ大統領は先日、ドイツの州議会選挙で、大幅に躍進した極右政党を賞賛した。
「AfDが勢力を拡大している」
ドイツ東部のザクセン=アンハルト州(旧東ドイツ)では9月6日、州議会選挙が行われ、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、得票率を44%近くに伸ばし、大幅に議席を獲得した。
これに対し、アメリカのトランプ大統領は、「Truth Social」への投稿で、ザクセン=アンハルト州で勝利したAfDが「勢力を拡大している」とし、次のように述べた。
「Wow!ドイツのポピュリスト党は、本当に素晴らしい夜を過ごした。人々はついに、ドイツに甚大な被害を与えてきた、ひどい移民政策にうんざりしたのだ」
この州議会選挙では、ドイツのメルツ首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の得票率が、わずか17%に留まったが、「ドイツのための選択肢(AfD)」も単独過半数には3議席足りていない。
「ドイツのための選択肢」の政策とは?
「ドイツのための選択肢(AfD)」の政策の核は、移民政策の見直しとされ、この中には非正規移民の即時送還、収容施設の拡大、「再移住」と呼ばれる非ドイツ民族の強制送還などが含まれているという。
また同政党は、ドイツ政府に対し、ウクライナへの支援を中止し、ロシアとの関係を強化するようたびたび要求。またドイツに避難してきたウクライナ人を、本国へ強制送還するよう求めている。
ドイツのメルツ首相は9月9日、議会の演説で、「AfD」が人種差別的な大量強制送還キャンペーンによって、ドイツ経済の柱の1つを破壊しようとしているとし、次のように批判した。
「『再移住』という言葉は、出身地と肌の色に基づく民族浄化の同義語に過ぎない。もしあなた方が『再移住』を擁護するせいで、ドイツで働く人々が再び国外へ出て行かなければならなくなるなら、ドイツの熟練技能職はもはや機能しなくなるだろう。介護施設は1つも残らず、病院も1つも運営できなくなり、レストランも1つも営業できなくなるだろう」
第二次世界大戦後、ドイツの16州で極右政党が政権を握ったことはなく、今回「ドイツのための選択肢(AfD)」が他党と連立を組めば、戦後初の州における極右政権の誕生となる。(了)
出典元:The Guardian:Merz accuses AfD of ‘ethnic cleansing’ policy and cancels call with Trump(9/9)
出典元:Daily Mail:Trump praises hard-right AfD party’s election victory: ‘Germany finally got tired of the immigration rules which hurt them so badly’(9/9)


























