イスラエル政府、ガザ地区の平和委員会が進める軍事拠点の建設を拒否

イスラエル政府は、トランプ大統領主宰の平和委員会が進める、軍事拠点建設計画を拒否している。
工事も許可されず、トラックも立ち入り禁止
トランプ大統領が議長を務める国際機関の「平和委員会」は、2025年10月のガザ地区停戦後に設立され、紛争終結のために国際安定化部隊を配備することを予定してきた。
そして「平和委員会」は今年の8月、ルイジアナ州に拠点を置く「アーケル・インターナショナル」社と契約を締結。これにより、国際安定化部隊の先鋒となる150名の部隊のための軍事拠点を、ガザ地区で建設することになった。
しかし契約から2カ月経った今もなお、イスラエル政府はこの契約を認めておらず、請負業者やトラックはガザ地区への立ち入りを禁じられ、工事開始も許可されていないという。
この軍事拠点は「任務支援拠点の臨時前哨基地」とされ、非常に簡素なもので、現在は解散している「ガザ人道財団(GHF)」の基地だった場所に、約100m四方の要塞化された陣地を建設する計画だとされている。
新型「アパッチ」12機を契約
その一方で、イスラエル国防省は、アメリカの国防総省と契約を締結し、ボーイング社製の「アパッチ」攻撃ヘリコプター12機を、イスラエル軍向けに調達することになったという。
このヘリコプターは「アパッチ」の中でも、最新鋭の「エコー」型とされ、10年後には納入されることになるそうだ。
ガザ地区でパレスチナ人を殺害
イスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区を攻撃し続けており、10月14日には南部のハンユニスで、イスラエル軍の無人機が車両を攻撃し、パレスチナ人2人が死亡した。この攻撃では女性1人も負傷し、その後、病院に搬送されたという。
またガザ地区北部のガザ市にあるアル・シファ医療複合施設近くのアパートも14日未明、イスラエル軍の攻撃を受け、パレスチナ人女性1人が死亡した。この時、炎と濃い煙に包まれた部屋には少女が閉じ込められ、市民が救出に駆けつけたそうだ。
Civilians rushed to rescue a girl trapped in a burning apartment after an Israeli attack struck a building in Gaza City earlier this morning, leaving her stranded in an apartment engulfed with flames and thick smoke. https://t.co/zFPFJQASpx
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 14, 2026
しかもイスラエル軍は、ガザ地区における停戦ライン「イエローライン」を越えて駐屯しており、パレスチナ人はより狭いエリアへと追いやられているという。(了)
出典元:The Guardian:Israel blocks construction of key Gaza base created by Trump peace board(10/14)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Cargo vessels sunk in Hormuz as Iran attacks continue(10/14)


























