インドの少年、目の上から歯が生える、極めて珍しい症例を報告

Ophthalmology
インドで、少年の目の上から歯が生えているのが見つかり、その症例が報告されている。
異所性歯の中でも珍しい
その16歳の少年は約1カ月前から、目の上に痛みのない腫れに気づいていたが、硬くて白い突起が2つ出始めたため、初めて病院を受診したという。
そして検査の結果、白い突起が、完全に形成された犬歯であることが判明。その後、左目の眼窩、まぶたと眉毛の間から歯を抜いたそうだ。
このような歯は、異所性歯(ectopic tooth)と呼ばれているが、目の上に歯が生えることは、極めて珍しい症例だと考えられている。

鼻の中に歯が生えることも
異所性歯とは、本来生えるべき場所とは異なる場所に発生、または萌出する歯のことだ。
そして異所性歯は、頬骨の後ろにある空洞、「上顎洞」に最も多く見られるが、鼻腔や口蓋、顎、顎関節、眼窩にも見られることがあるという。
発表された61例の症例を調査したところ、異所性歯は何年も気づかれないまま放置されることもあれば、痛み、腫れ、頭痛、口を開けにくいなどの症状を引き起こすこともあることが判明した。
また鼻の中に歯が生えると、鼻づまり、鼻水、鼻血などの症状が現れることもあるそうだ。

顔の発達過程に異常が生じて起きる
そもそも人間の顔は、胎内で移動・結合する複数の細胞と、組織の集まりから形成される。
そして歯の発育は、これらの組織間の相互作用に依存しており、その過程に異常が生じると、歯が口から離れた異常な場所に生えることがあるという。(了)
出典元:The Conversation:First case of teeth growing out of an eye socket – what you need to know about ‘ectopic teeth’(10/13)

























