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国際刑事裁判所がEUの「サハロフ賞」を受賞、人権への取り組みを評価

国際刑事裁判所がEUの「サハロフ賞」を受賞、人権への取り組みを評価
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国際刑事裁判所(ICC)が、人権への取り組みを評価され、EUで権威のある「サハロフ賞」を受賞した。

 

赤根智子所長も歓迎

 

「サハロフ賞」は、人権と思想の自由を守るために献身的な活動をしてきた、個人や団体をたたえる賞で、1988年12月に欧州議会によって創設されたという。

 

欧州議会の外交委員会と開発委員会は、授賞候補者を選定し、毎年10月に受賞者を発表してきた。

 

そして今年は、国際刑事裁判所が受賞者に選ばれた。10月22日、欧州議会で議長が発表した際には、本会議場でスタンディング・オベーションが起きたという。

 

 

国際刑事裁判所の赤根智子所長も、「サハロフ賞」の受賞を歓迎し、声明で次のように述べた。

 

「裁判所とその職員が、前例のない困難に直面している時期に授与されました。こうした状況下において、サハロフ賞は特に意義深く、独立した司法機関と国際法の擁護に尽力する人々の重要性を改めて示すものです」

 

戦争犯罪などで「個人」を訴追・処罰

 

国際刑事裁判所(ICC)は2002年に設立され、戦争犯罪や人道に対する罪、ジェノサイドに関し、責任のある「個人」を訴追・処罰する役割を担ってきた。

 

しかしアメリカのトランプ大統領は、国際刑事裁判所を「暴走」機関とみなし、「解体」しようとする動きを強め、今月の初めには国際刑事裁判所自体に制裁を発動。アメリカ企業との取引を禁止にした。

 

ただ同じ月には、元ICC判事のナヴィ・ピレイ氏がノーベル平和賞を受賞。このノーベル平和賞の受賞は、苦境に立たされているICCへの支持表明と広く受け止められている。

 

欧州議会は、「サハロフ賞」について、「欧州連合が人権活動に贈る最高の栄誉」と表現しているという。(了)

 

出典元:France24:International Criminal Court wins EU’s Sakharov human rights prize(10/22)

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