イエメンで政府軍と「フーシ派」との戦闘により、160人以上が死亡

中東のイエメンでは政府軍と「フーシ派」との戦闘が続いており、数多くの兵士や民間人などが死亡した。
過去3日間で169人が死亡
イエメンでは過去3日間で、イランが支援する「フーシ派」と、サウジアラビアが支援する政府軍が、紅海沿岸の戦略的に重要な高地の支配権を巡って、激しい戦闘を繰り広げている。
「フーシ派」の軍関係者は、9月20日以降、Taiz県、アル・ジャウフ県、マリブ県、サアダ県で、戦闘やサウジアラビア軍の空爆・砲撃により、少なくとも118人が死亡したと発表した。
一方、イエメン政府は激しい戦闘により、少なくとも36人が死亡したと述べている。
「フーシ派」はまた、サウジアラビアが9月22日に港湾都市のモカを攻撃し、子供2人を含む民間人6人が死亡したと非難。またアル・ジャウフ県の刑務所に対する、サウジアラビア軍の攻撃で、9人の収容者が死亡したとも主張している。
このような戦闘により「フーシ派」と政府側双方で、少なくとも169人が死亡したという。
3週間前に開始した大規模な攻勢により、「フーシ派」は政府軍からイエメンの紅海沿岸の大部分を奪取。バブ・エル・マンデブ海峡を掌握した。
このような戦闘の激化により、既に深刻な人道危機をさらに悪化させており、現在、約2200万人が人道支援を必要とし、520万人が国内避難民になっているという。
イランと「非常に良い会談」を行う
アメリカのトランプ大統領は9月22日、ニューヨークの国連総会で記者団に対し、アメリカの関係者らがイランの指導者らと3時間にわたる会談を行ったとし、「非常に良い、非常に生産的な会談だった」と語った。
この会談にはアメリカのスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏も参加し、詳細な内容は明らかにされていないものの、トランプ大統領は、次の会談が「近い将来」に予定されていると述べた。
しかしトランプ大統領は国連総会での演説で、「イランが再建し、かつてないほど偉大な国を築くことを可能にするような合意がイランと結ばれるだろうか?それとも、イスラム共和国(イラン)を滅ぼし、迅速に終わらせるべきだろうか?」と脅した。
またトランプ氏は演説で、すべての国に対し、「イランの完全な経済孤立化」をアメリカと共に実施するよう呼びかけたという。
さらにトランプ氏は、国際刑事裁判所(ICC)を「制御不能な犯罪組織」であり、アメリカ政府は敬意を払っていないと批判。ICC加盟国に対し、「ならず者組織」から直ちに脱退するよう強く訴えた。(了)
出典元:The Guardian:Up to 169 killed in Yemen as Houthis battle for Red Sea coastal heights(9/22)
出典元:Aljazeera:US, Iran hold ‘very good’ talks, Trump says at UN meeting(9/22)

























