フランスの動物園でサイの背中に人の名前、来園者がイタズラで書く
フランスの動物園で、サイの背中に人の名前が書かれているのが見つかった。
近寄ってきたサイに触れることができた
人の名前が確認されたのは、フランス南西部にある「La Palmyre動物園」だ。
そこで暮らす35歳になるサイの背中に、「Camille」や「Julien」といった2人の名前が書かれているのが、先週発見されたそうだ。
動物園のPierre Caille園長によれば、動物園への来園者は、サイが囲いの外側に近づいてきた時には、その背中に触れることが許されていたという。
そして当時2人の来園者が、死滅した皮膚とホコリの層が堆積したサイの背中に、名前を書いたと見られている。
Zoo/indignation
Vous êtes nombreux à nous envoyer ces images d'#animaux du zoo de la Palmyre.
Elles parlent d'elles-mêmes, l'intérêt pédagogique des #zoos mis en évidence ?
La captivité transforme des êtres vivants en simples marchandises modelées par l'humain.#boycottcaptivité pic.twitter.com/NNO6J31ykM— Code Animal (@code_animal) August 20, 2019
法的措置は検討していないが…
その後、名前はブラシなどを使い素早く消され、サイにも影響は出ていない。
動物園側は、このような行為を強く非難しているが、名前を書いた2人に対して法的措置は検討していないという。
ただ来園者の迷惑行為がエスカレートしている現状に対し、セキュリティを強化し、防犯カメラなどの設置も検討しているそうだ。
またサイの写真がネットに投稿されると、「とても痩せている」と心配する声も寄せられたが、動物園側は痩せているのは年齢のせいで、サイの健康には問題ないと語っている。(了)
出典元:INDEPENDENT:Zoo outraged by ‘stupidity and disrespect’ of visitors who scratched names into rhino’s back(8/25)
出典元:skynews:French zoo visitors scratch names into rhino’s back(8/22)