火薬をつけたハンマーを振り下ろし爆発、メキシコの祭りが危険すぎる
メキシコで非常に危険なフェスティバルが今年も行われ、多くの負傷者を出した。
爆風で後ろに飛ばされる人も
その祭りとは「Exploding hammer festival(爆裂ハンマー祭り)」と呼ばれるものだ。
参加者は「硫黄」と「塩素酸塩」を混ぜ合わせたものを、ハンマー(大槌)の先端に取り付け、それを地面に置かれたレール桁に打ち付けるという。
するとそこで火薬が爆発。大きな煙が立ち上り、中には爆風の威力で、打ち付けた本人が後ろに飛ばされることもあるとか。
今年も43人が負傷
この祭りは毎年2月に行われ、今年は1人の男性が足を負傷。ストレッチャーに乗せられ、搬送されそうだ。
他の人も重傷ではないもののケガを負っており、開催された2月25日は合計で43人が負傷したという。
この祭りが行われることで有名なのは「San Juan de la Vega」という街で、これは洗礼者「St John」を称えるためのフェスティバルとされている。
伝説によれば、街の名前の由来になった人物「San Juan de la Vega」さんが昔、盗賊に金を奪われたという。
それを奪い返すのを助けたのが「St John」で、その後彼は「メキシコのロビンフッド」と言われるようになったそうだ。(了)
出典元:METRO:‘Exploding hammer’ festival leaves 43 injured in Mexico(2/26)
出典元:Raptly:Mexican daredevils celebrate exploding hammer fest with a BANG *GRAPHIC*(2/26)