高校に小銃「AR-15」と弾丸を持ち込んだ生徒を逮捕【アメリカ】
アメリカの高校で、生徒が半自動小銃(セミ・オートマティック)を学校に持ちこみ、その後逮捕された。
リュックサックに小銃を入れて持ち込む
その事件が起きたのは5月19日、場所はアリゾナ州の都市、フェニックスのMaryvaleにある「Bostrom高校」とされている。
当時、高校に通う10代の少年が、リュックサックに半自動小銃「AR-15」を入れ、また弁当箱に弾丸を詰め込んで、学校に入ったという。
その後、フェニックス警察の警察官が、学校に急行。午後1時前にその少年を発見し、複数の重罪容疑で逮捕したそうだ。
悲惨な銃乱射事件で使われた小銃
学校の管理者は昼食時、校内に武器がある可能性を知り、ロックダウンさせたという。
その後、警察に通報し、少年が逮捕されたのだが、現在警察は学校および地区の関係者と協力して、事件を調査しているそうだ。
この「AR-15」は、アメリカで最も悲惨な大量殺人事件のいくつかで使用された小銃で、少なくとも9つの州では、「AR-15」を含む半自動小銃の販売を禁止している。
また、この小銃は自動小銃とは異なり、引き金を引くごとに1発の弾丸を発射し、次の弾を自動的に再装填するという。
アリゾナ州では、特定の状況を除き、未成年者が銃器を持つことが認められていない。(了)
出典元:USA TODAY:Arizona teen arrested after bringing AR-15 to school with ammunition in backpack, police say(5/20)