アラスカ沖の海底で、科学者が謎めいた金色の物体を発見
先日、海底を調査していた科学者らが、金色に輝く球体を発見し、謎が深まっている。
遠隔操作探査艇で調査中に発見
その物体を発見したのは、アメリカ大気庁(NOAA)の海洋探査部門の調査チームだ。
彼らは8月30日、アラスカ沖の3.2kmの深海で、遠隔操作探査艇(ROV)を操縦しながら調査を行っていたという。
その時、海底に光り輝く金色の物体を発見。特殊な採取パイプを使い、その球体を吸い上げ、NOAAの探査船「オケアノス・エクスプローラー」号に運んだそうだ。
This golden orb, likely an egg casing, struck an imaginative chord for many watching yesterday.
Today we dive on Denson Seamount. ROVs are launching & will remain on the seafloor until ~ 3:45pm ADKT/7:45pm EDT.
Join us! https://t.co/ScOhpINB18#Okeanos #seascapealaska #explore pic.twitter.com/Eq1sYeVQrr
— NOAA Ocean Exploration (@oceanexplorer) August 31, 2023
研究所に運ばれるまで不明
この球体は卵の殻の可能性があり、穴のようなものが開き、生物か何かが、そこから入ったり出て行ったりした形跡があるという。
ただし、この球体が何かについては、海底探査が終わり、設備の整った研究所に運ばれるまで、詳しいことは分からないそうだ。
NOAA海洋探査のミッションは9月16日まで続く予定とされている。
NOAAの調査チームは、遠隔操作艇を使うことで、水深200メートルより深いこの海域の地図作成を行っているという。(了)
出典元:METRO:Mysterious golden orb found on ocean floor baffles scientists(9/7)