ローマ教皇の一般謁見でハプニング、少年が壇上に上がってしまう
先日、教皇フランシスコの一般謁見が行われたのだが、そこで珍しいハプニングが起きた。
壇上に1人の少年が現れる
8月17日、バチカンにあるパウロ6世ホールでは、一般謁見が行われ、教皇フランシスコが人々と会い、教えを説いたという。
この時、壇上にいた教皇フランシスコは膝を痛めていたため、椅子に座り、人々に対し「高齢者と若者の対話」について話していたそうだ。
そして終り頃、突然壇上に1人の少年が現れ、教皇に近づいて行った。しかし教皇は驚かず、少年を迎え入れ、優しく頭を撫でたという。
VIDEO 📹 | Near the end of the general audience, this young boy approached Pope Francis while sitting on the stage. The pope spoke to him in Italian; he stood next to the Pontiff for the remainder of the audience until the pope’s final blessing. pic.twitter.com/joW1yuw9q8
— EWTN News (@EWTNews) August 17, 2022
歌を歌い、そばに立ち続けた
教皇は少年がそばにいることを許し、イタリア語で話しかけて挨拶し、名前を聞いたが、彼は答えなかったそうだ。
それでも少年は、ラテン語で「われらの父」を歌い、教皇が最後に人々に祝福を与える時など、残りの謁見の間も、教皇フランシスコの隣に立っていたという。
やがて教皇フランシスコは、少年の額に十字架をなぞったそうだ。
教皇は謁見の場において「高齢者と子どもたちの間の同盟(対話・関係)が、人類家族を救うでしょう。もし、この対話が高齢者と若者の間で行われないなら、未来をはっきりと見ることはできないのです」と述べている。(了)
出典元:CAN:Pope Francis: An alliance between old and young will save the family(8/17)