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【豪銃乱射事件】アルバニージー首相が、犯人から銃を奪った男性を見舞う

【豪銃乱射事件】アルバニージー首相が、犯人から銃を奪った男性を見舞う
X_Anthony Albanese

オーストラリアの首相は12月16日、ボンダイ・ビーチの銃乱射事件で負傷した男性を見舞った。

 

犯人から銃を奪った男性

 

その男性とは、シリア生まれのアハメド・アル・アハメド氏(43)だ。

 

果物店を経営している彼は、シドニー郊外のボンダイ・ビーチで銃乱射事件が起きた際、犯人の男に後ろから飛び掛かり、相手の銃を奪った。

 

 

その際、アハメド氏は肩を数発撃たれ、事件後に病院へ入院することになったという。

 

彼の勇気ある行為で、数多くの人々の命が救われたとし、オーストラリアのアルバニージー首相は16日、アハメド氏が入院している病室を訪れ、見舞ったそうだ。

 

「オーストラリアの英雄」

 

アルバニージー首相は、病院で見舞った後、次のように語った。

 

「彼はコーヒーを飲もうとしていたところ、目の前で人々が撃たれているのを目の当たりにしました。彼は行動を起こすことを決意し、その勇気はすべてのオーストラリア人にとって大きな励みとなっています。彼は非常に謙虚な人です。(略)アハメド、あなたはオーストラリアの英雄です」

 

アハメド氏には全国から支持が寄せられており、アメリカのトランプ大統領も、彼の勇気を称賛。また、あるアメリカ人億万長者はアハメド氏を「勇敢な英雄」と呼び、9万9999ドル(約1500万円)を寄付したという。

 

またこの事件では、ある夫婦も襲撃犯の1人から銃を奪おうとしたが、その後撃たれて死亡した。

 

 

ボリス・ガーマンさん(69)と妻のソフィアさん(61)は、勇敢にも他の人々を守ろうとし、一時は犯人から銃を奪うも、その後犯人は別の銃で2人を殺害したと見られている。(了)

 

出典元:BBC:‘Best of our country’: Australian PM visits Bondi hero in hospital(12/16)

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