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R・ケネディを撃った人間は他にいる?別の銃撃犯の可能性を息子が示唆

R・ケネディを撃った人間は他にいる?別の銃撃犯の可能性を息子が示唆
Wikipedeia

今から50年前に起きた、ロバート・F・ケネディ元司法長官の暗殺事件で、先日彼の息子が米紙に真犯人がいる可能性について語り、注目されている。

 

息子が暗殺事件を調べ、犯人と面会

 

その息子とは11人の子供のうちの1人、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(64)。

 

弁護士であり環境問題の活動家でもあるジュニア氏は、以前から父親のロバート氏の暗殺事件に関し、検視報告書や警察の報告などを読み、目撃者の証言も聞いて調べてきたという。

 

そして先日、カリフォルニア州にあるリチャードJ.ドノヴァン更生施設を訪れ、暗殺事件の犯人で、現在も終身刑となって服役しているSirhan B. Sirhan受刑者と面会したそうだ。

 

その上でジュニア氏は、米紙ワシントン・ポストのインタビューにおいて、暗殺事件の再調査を求める活動を支援すると明らかにした。

 

24歳のパレスチナ移民を逮捕

 

この暗殺事件が起きたのは、1968年6月5日。ちょうど兄のジョン・F・ケネディ元大統領が暗殺されてから5年後、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が殺害されてから2カ月後のことだという。

 

当時、ロバート氏は大統領選挙で民主党の予備選を戦っている最中だった。そして事件の直前には、ロサンゼルスにあるアンバサダーホテルのキャンペーン会場から立ち去ろうとしていたそうだ。

 

しかしホテルの調理室を通過中に、背後から至近距離で撃たれ死亡。1969年の裁判では、当時24歳だったパレスチナ人の移民であるSirhan容疑者に、第1級殺人の容疑で死刑が宣告され、1972年には終身刑の判決が下された。

 

しかし以前から、Sirhan容疑者以外に第2の犯人がいるのではないかと疑惑がもたれており、今回息子のジュニア氏もその疑いを深めたとしている。

 

Wikipedia

13発撃たれるも、銃には8発しかなかった

 

1969年の裁判では、Sirhan容疑者はロバート氏を撃ったことを認めていたが、同時に当時の状況を覚えていないとも発言。

 

またロバート氏は背後から4発の銃弾を浴び、耳の付近に打ち込まれた弾が致命傷とされたが、そもそもSirhan容疑者は彼の前を歩いていたという。

 

さらに数年前には、ロバート氏が13発も撃たれたとする新たな事実も発覚。しかもSirhan容疑者の銃には8発しか入っていなかったそうだ。

 

にもかかわらず裁判所は暗殺事件の再調査の要請を、これまでに何度も却下してきたと言われている。

 

Wikipedeia

現場にいた人物も疑惑を抱いている

 

他にも銃撃犯がいるのではないか、という疑惑は父親のロバート氏の友人で、当時現場にいたPaul Schrade氏(93)も抱いてきたという。彼は事件の時に他の人々と同じように撃たれたが、その後生き延びた人物だ。

 

Schrade氏は、Sirhan容疑者が自分や他の人を銃で撃ったことは認めているものの、ロバート氏を撃ってはいないと主張。今回、ジュニア氏にもう一度証拠を調べるように説得したと言われている。

 

息子のジュニア氏はワシントン・ポストにおいて次のように語っている。

 

「私は、父親を殺した罪で誤った人間に判決が下されたかと思い、不安になりました。父はこの国の司法長官を務めていました。私は思いました、犯していない罪のために誰かが何年も刑務所に入れられていたとすれば、父を不安にさせるだろうと」

 

Sirhan容疑者は強制的な催眠にかけられている可能性があるとも言われており、裁判で提出された検視報告書にも多くの矛盾点が残っているという。

 

もしかしたら今後、真犯人についての疑惑はさらに深まっていくのかもしれない。(了)

 

出典元:The Washington Post:Who killed Bobby Kennedy? His son RFK Jr. doesn’t believe it was Sirhan Sirhan(5/26)

出典元:NYPost:Robert F. Kennedy Jr. doesn’t think Sirhan Sirhan killed his dad(5/26)

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