ペルー・アマゾンで希少なオオアルマジロの幼獣を撮影 保全活動への期待高まる

ペルーのロレト州にあるサンフランシスコ先住民のコミュニティで、希少なオオアルマジロの幼獣が撮影された。
撮影が極めて困難な世界最大のアルマジロ
その映像がこちらだ。(オオアルマジロが出てくるのは41秒頃から)
🎙️Hear more from Rosa in the latest episode of Wild Lives, the podcast from the team behind BBC Wildlife magazine 🎧 To listen to the full episode, search for Wild Lives wherever you get your podcasts @rosavespinoza Armadillo video: Amazon Research Internacional https://t.co/mWwbDbuaN8
— BBC Wildlife (@WildlifeMag) October 16, 2026
オオアルマジロ(学名:Priodontes maximus)は、南アメリカのサバンナから熱帯雨林にかけて広く生息する夜行性の哺乳類で、現生するアルマジロの中で最大の種だ。成獣は尾を含めた全長が約1.5メートル、平均体重は約30キログラムに達する。
危険を察知すると穴を掘って逃げる習性があり、個体密度も低いため野生下での目撃例が非常に少ないことで知られている。そのため生態には、未解明な部分が多く残されている哺乳類だ。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、野生で絶滅するリスクが高い「危急種(VU)」に分類。研究者からは、どのような暮らしを送り、自然環境の中でどのような役割を果たしているのかが十分に解明されないまま、絶滅する恐れも指摘されている。
調査を実施した「Amazon Research Internacional」の創設者で自然保護活動家のローサ・バスケス・エスピノサ氏は、BBC Wildlifeのポッドキャスト「Wild Lives」で、「オオアルマジロの赤ちゃんを見ることなど、夢にも思わなかった」と語り、幼獣が遊ぶような様子を確認できたことに大きな驚きを示した。今回の発見について、「野生動物の姿を見ることができて、とても希望を感じる」と述べている。
先住民コミュニティの協力により撮影成功
映像を撮影したカメラは、絶滅の危険にさらされている哺乳類の調査プロジェクトの一環として設置されたものだ。
エスピノサ氏によると、研究者が数百台のカメラを設置し、1年以上かけても映像を1本も撮影できないことがあるという。
一方、今回のチームは少数のカメラで撮影に成功。同氏はその要因として、先住民コミュニティの協力と知見を挙げている。
保護活動に活用へ
「Amazon Research Internacional」は、今回撮影した映像を、オオアルマジロやその他の大型哺乳類を保護するため、地域独自の法律の制定を後押しする活動に活用したい考えを示している。
今回の幼獣の記録は、アマゾンの生態系に生息する希少種の存在を示す新たな証拠として、今後の保全活動に役立つ可能性がある。(了)
出典元:BBC Wildlife(Discover Wildlife):Rare footage captures baby giant armadillo in the Amazon(10/16)
出典元:People:One of the Hardest Animals to Catch on Camera Filmed in Rare Amazon Rainforest Footage(10/29)
出典元:ナショナル ジオグラフィック日本版:絶滅の危機、オオアルマジロ調査(2013/3/4)


























