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飼い主のネグレクトにより大量の毛に覆われたネコ、救助され見違える姿に変身

飼い主のネグレクトにより大量の毛に覆われたネコ、救助され見違える姿に変身
Facebook/Douglas County Animal Care & Services

多くのペットを保護してきたシェルターのスタッフも、目を疑うような状態で捨てられたネコが運び込まれ、治療を受けた。

 

スタッフも最初は犬と思っていた

 

そのネコが持ち込まれたのは、アメリカのネバダ州にあるアニマル・シェルターの「Douglas County Animal Care & Services」。

 

施設のスーパーバイザーであるLiz Begovichさんと同僚はある朝、キャリアーに入った正体不明の動物を受け取ったという。

 

その動物は大量の毛で覆われて大きなボールのように膨らんでおり、Begovichさんらは当初これが犬だと思っていたそうだ。

 

しかしキャリアーの上の部分を外してなんとか外へ出したところ、それがネコだと判明。Begovichさんも驚き、その後のインタビューでも「このような状態のネコは見たことがない」と語っている。

 

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月23日木曜日

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月21日火曜日

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月23日木曜日

動物病院へ搬送され、毛が刈られる

 

しかもそのネコの容体は悪く、大量の絡まっている重い毛のせいで、ほとんど自分で動くことができない状態だったという。

 

このため運動不足にも陥り、体重もオーバー。元の飼い主も、ネコの鼻先に水やエサを置くことしかしていなかったと考えられている。

 

Begovichさんらはネコの状態を確認した後、すぐに動物病院へ搬送。そこでネコは麻酔をかけられ、治療を受け、絡まった大量の毛も除去されたという。

 

刈り取られた毛は4.5ポンド(約2kg)もあったとされ、家庭用のフルサイズのゴミ袋も一杯になるほどだったとか。

 

しかし同時にネコはすっかり身軽になり、見違えるような本来の姿を取り戻した。

 

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月21日火曜日

自分で動き、自信を取り戻す

 

そのネコはやがて、Begovichさんらにより「ボブ・マーレー」と命名されたが、毛を刈られた後は自分で動けるようになり、自信を取り戻したように見えたという。

 

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月23日木曜日

Douglas County Animal Care & Servicesさんの投稿 2018年8月21日火曜日

 

「ボブ」は10歳のオスで、これまで数年間も飼い主からネグレクト(放置)された状態だったと見られている。

 

しかし本来の姿が美しかったため、施設で預かってから数日後には引き取り手が現れたそうだ。

 

そして新たな飼い主は、これまでネグレクトされてきた日々から「ボブ」を回復させ、体重を落とす努力を続けており、「ボブ」も幸せに暮らしているという。(了)

 

 

出典元:the dodo:Cat With Terribly Matted Fur Dumped At Shelter Overnight(8/24)

出典元:boredpanda:Someone Dumped A Cat At A Shelter Overnight In A Terrible Condition, But After Shaving Its Fur They Saw A True Beauty

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