ノルウェーで撮影されたホッキョクグマの子供、手を振るような写真が可愛い
ホッキョクグマの子供が、カメラに向かって手を振っているような、可愛らしい写真が撮影された。
後ろ足で立ち、手を振るような仕草
この写真を撮ったのは、野生動物写真家のRoy Mangersnesさん。
彼はロックダウンが緩和されたのち、7月10日にノルウェー北部にあるSvalbardの街に撮影旅行へ出かけ、そこでホッキョクグマの親子に遭遇。
探検用のボートで数メートルまで近づいた時、突然ホッキョクグマの子供が後ろ足で立ち上がり、まるで手を振るかのような仕草をしたという。
母親も子供も太っていて健康そうだった
Mangersnesさんは新型コロナによるロックダウンの影響で、撮影旅行を4カ月も待たなければならず、先週やっとSvalbardを訪れることができたそうだ。
またSvalbardの周辺では、昨年も今シーズンも多くの氷が残っており、ホッキョクグマにとっては良い環境になっていたという。
Mangersnesさんはクマたちがいる巨大な浮き氷の隣で、安全な距離を保ちながら船を横付けし、3頭のホッキョクグマの家族を観察できたとか。
ホッキョクグマの母親も子供も太っていて健康そうに見え、母親は多くの時間を眠って過ごしていたという。
その一方、子供たちはお互いに飛び上がったり、氷の上を転げまわったり、時には小さな氷の山に登り、滑ったりしていたそうだ。
なんとも微笑ましい写真だが、環境の変化で多くのホッキョクグマが過酷な状況に追いやられているとの報告もある。子供たちには健康に育ってもらいたいものだ。(了)
出典元:MailOnline:Inquisitive polar bear cub raises its paw and appears to welcome post-lockdown expedition to the Arctic(7/15)