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米共和党内でも、イラン戦争の終結を求める候補者が増加

米共和党内でも、イラン戦争の終結を求める候補者が増加
X_Republicans against Trump

アメリカの激戦区で立候補している複数の共和党員が、中間選挙まで40日を切る中、イラン戦争の終結を求める声に加わり始めている。

 

世論調査で73%がイラン戦争を不支持

 

9月25日の時点で、共和党内では、再選を目指す現職の連邦議会議員、現職ではない上院議員候補、知事候補ら17人が、イランとの戦争終結、またはトランプ大統領の戦争権限を制限するための議会での採決を求めているという。

 

この動きは、2月末にイランとの戦争が始まって以来、アメリカ国内でディーゼル燃料価格が約60%も高騰し、有権者のトランプ大統領への不満が高まっている中で起きている。

 

実際、先週実施されたCNNの世論調査では、アメリカ人の67%がトランプ大統領の職務遂行能力に不満を表明、また73%がイラン情勢への対応に不支持と回答したそうだ。

 

またアメリカ人全体の73%が、イランとの戦争が経済状況に悪影響を与えていると回答しており、一般の共和党員の59%も同様の回答をしているという。

 

「戦争権限決議案」に反対した議員も…

 

アメリカ議会には、イランへの戦闘行為を停止するよう大統領に求める、「戦争権限決議案(強制権はなし)」が何度も提出され、7月には下院を通過したが、9月24日には上院で否決された。

 

そして中間選挙に出馬する共和党候補5人のうち4人は現職の連邦議会議員で、これまで「戦争権限決議案」に反対票を投じ、否決させてきたという。

 

ウィスコンシン州では、共和党の州知事候補であるトム・ティファニー下院議員が9月23日、メディアに対し、「もう先に進むべき時だ」とし、次のように述べた。

 

「この件に関して最終決定権は大統領にあるが、私はイランから撤退すべきだと考えている。もう先に進むべき時だ。我々はイランの核施設を弱体化させた。軍事力も弱体化させた。彼らの艦船のほとんどは海底に沈んでいる。そろそろ帰国し、アメリカ国内の問題を解決すべき時だ」

 

しかしティファニー氏の対立候補である、民主党のデビッド・クロウリー氏は今週、プレスリリースで次のように批判した。

 

「彼(ティファニー氏)は物価高騰の原因となっているこの戦争を終わらせる機会を5回も得ながら、5回ともトランプ大統領を選んだ(戦争権限決議案に反対票を投じた)。トム・ティファニーはトランプ大統領にしか忠誠を誓っていない。彼は、我々ウィスコンシン州民には忠誠を誓っていない」

 

オハイオ州選出の共和党上院議員であるジョン・ハステッド氏も、政治専門誌「ポリティコ」に対し、「ガソリン価格を下げるためには、戦争をできるだけ早く終結させる必要がある」と発言。しかし彼は9月24日、「戦争権限決議案」に反対票を投じていたという。

 

一方、アイオワ州選出の共和党下院議員、アシュリー・ヒンソン氏はこれまで「戦争権限決議案」に反対票を投じてきたが、9月21日には立場を転換し、イランとの戦争の「即時終結」を求め、次のように述べた。

 

「アイオワ州民は経済的に苦しい状況にあり、イラン戦争の費用をガソリンスタンドやレジで負担させられるべきではない。高騰する価格を少しでも軽減するために、あらゆる手段を講じる必要がある。こうしたコスト削減策は早急に必要であり、戦争は成功裏に、そして速やかに終結させなければならない」

 

ヒンソン議員は22日、下院が燃料価格の高騰問題に取り組むよう強く求め、「実現のためには誰とでも協力する」と約束したという。(了)

 

出典元:ABC News:More Republicans running in close races calling for end to Iran war(9/26)

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