エジプトで男性が、巨大なラムセス2世の像の一部を発見

エジプト北部で、男性がラムセス2世の像、2体を発見し、その調査が進められている。
像の発掘と調査を開始
その男性とは、Khaled el-Shahatさんで、彼は先日、北部のBehbeit El Hagar村で作業をしている際に、古代エジプトのファラオ、ラムセス2世の像の一部を発見したという。
その像は2体あり、その後、el-Shahatさんはエジプトの観光考古省に連絡。観光考古省は10月14日に声明を発表し、調査チームを村に派遣して、像の発掘と調査を開始したと明らかにした。
66年間、エジプトを統治
ラムセス2世は、エジプト史上最も長い治世の1つを誇り、紀元前1279年頃から1213年まで統治したとされている。
そして66年間の在位期間中、エジプトは現在のシリア北東部まで広がる、広大な帝国を築き上げた。
またラムセス2世は帝国全土で数多くの建築事業に着手し、エジプト各地でラムセス2世の像が発見されているという。

二重の王冠を被った姿
今回発見された2体の像のうち大きい方の像は当初、高さが約8.5mあったと考えられている。
しかし、現在は主に頭部しか残っておらず、高さは1.6mで、上下に二重の王冠を被っていたという。
またこの像の背柱の一部には、ファラオの「ホルス」名である「Hor-Ka-Nakht-Mery-Maat」と象形文字で刻まれており、その意味は「力強い雄牛、正義と真実に愛される者」になるそうだ。
「ホルス」とは古代エジプト神話における天空の神とされ、「ホルス」名は、ファラオが神として国を統治する際の称号と考えられている。

ファラオの頭飾りを着用
2体目の像は高さが約2.4mあり、やはりラムセス2世を描いたものと考えられている。
この像は、ファラオが着用していた縞模様の頭飾り「ネメス」を身に着けているという。
またこの像の近くには、ピンク色の花崗岩があり、そこにはラムセス2世の名前と、「King of Upper and Lower Egypt」、そして古代エジプトの太陽神ラーの「息子」と記された2つのヒエログリフの碑文が残っていたそうだ。
今回の新たな発見は、ラムセス2世がこの遺跡に、多大な投資を行っていたことを示す、さらなる証拠と考えられている。(了)
出典元:Livescience:2 giant Ramesses II statues, one wearing a double crown, discovered by man in Egypt(10/15)


























