ドイツ人パイロット、新型コロナワクチンの接種開始を祝い、注射器の航跡を描く
ドイツ人のパイロットが、新型コロナワクチン接種の開始を祝して、注射器の形のルートに沿って飛行した。
ドイツ南部を飛行
そのパイロットとは、Samy Kramerさん(20)。彼はヨーロッパで初めて、新型コロナのワクチン接種が行われたことを祝い、200kmに及ぶGPSを使った飛行を計画。
そして実際にドイツ南部にあるConstance湖周辺の上空を、計画通り注射器の形に沿ったルートで飛び続けたそうだ。
その後、Kramerさんが実際に飛んだルートは「flightradar24」のサイトに投稿され、注目を集めたという。
🛩️💉 Wooow
El piloto #SamyKramer dibujó la imagen de una #jeringa en el cielo, en el sur de Alemania, para marcar el inicio de vacunación en Europa por el #COVID19. pic.twitter.com/wzsWn5Y6SS
— Informativo365 (@Informativo3651) December 27, 2020
A pilot in Germany used a Diamond DA20 Katana aircraft to send this message to the world 💉
See the playback at https://t.co/R7sQfH6OK8#Covid19Vaccine pic.twitter.com/j7HHaY1aV7
— Flightradar24 (@flightradar24) December 24, 2020
年末までに130万回分のワクチンを配布
この飛行を行ったKramerさんは、次のように述べている。
「予防接種に反対する人はまだ比較的多く、私の行動は彼らがこの話題について考え、物事を動かすことを思い出させるかもしれません。恐らく、それはちょっとした喜びのサインでもありました。というのも航空業界は、 パンデミックによってかなり激しい打撃を受けていたからです」
ドイツ政府は12月27日に、新型コロナワクチンの接種を開始させ、今年の年末までに130万回分以上のワクチンを配布する予定だという。
そして来年の1月から、1週間に約70万個ずつワクチンを配送し続ける計画だとされている。(了)
出典元:Reuters:German pilot makes point with syringe in the sky(12/27)