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チェルノブイリ原発付近で暮らす子犬たちが、米の家庭に引き取られることに

チェルノブイリ原発付近で暮らす子犬たちが、米の家庭に引き取られることに
Clean Futures Fund

チェルノブイリ原発事故で、付近の町に残された犬たちの子孫が引き取られ、アメリカで新たな生活を送ることになった。

 

置き去りにされたペットの子孫

 

1986年4月26日(モスクワ時間)に起きたチェルノブイリ原発事故では、約35万人が避難したが、彼らの多くはペットと逃げることが許されず、置き去りにせざるを負えなかったという。

 

そしてペットの子孫は現在も、野良犬や野良猫となって原発から30km圏内の立ち入り禁止ゾーンで暮らしており、ウクライナの厳しい冬の生活に耐えてきたと言われている。

 

しかし今回、保護団体「Clean Future Fund」の活動により、そこで生まれた12匹の子犬が、アメリカの家庭に引き取られることが決まった。

 

また他の多くの犬たちも、原発から遠く離れた場所へ移され、新たな生活を送ることになったそうだ。

 

YouTube/Cloth Map

原発付近で暮らす犬を減らす計画も

 

アメリカへ向かう犬たちは、検疫のため45日間シェルターで過ごし、そこで放射能の検査を受けた後に、それぞれの家庭に引き取られるという。

 

またチェルノブイリ原発付近で暮らす犬たちを減らすために、できるだけ多くの犬を除染する計画も持ち上がっているそうだ。

 

兵士が派遣されペットを殺処分

 

チェルノブイリ原発はウクライナの首都、キエフの約100km北にあり、1986年には動作試験を実施中に4号炉がメルトダウン。

 

10日間も燃え続けた結果、大量の放射性物質が大気中に放出され、ヨーロッパの4分の3が汚染されたと言われている。

 

また事故後には、チェルノブイリ原発付近の町や村に兵士が派遣され、汚染された多くのペットが殺処分されたが、それでも生き残ったものがおり、現在まで子孫を残し続けてきたそうだ。

 

そしてこれまでも「Clean Future Fund」によって獣医施設が開設されるなど、原発付近でさまようペットたちへの支援が続けられてきたという。(了)

 

 

※下の動画は「Clean Futures Fund」の活動を紹介している。

 

出典元:METRO:Puppies of Chernobyl rescued from fallout zone to be adopted(5/16)

出典元:MOTHERBOARD:The Radioactive Puppies of Chernobyl Will Find Homes in the United States(5/15)

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