米企業、火炎放射器を搭載したロボット犬を販売【動画】
アメリカでは、すでに火炎放射器を搭載したロボット犬が、合法的に販売されているという。
名前は「サーモネーター」
そのロボット犬の名前は「サーモネーター」。販売しているのは、オハイオ州に本拠地を置く企業「Throwflame」とされている。
同社は4月23日、メリーランド州を除くアメリカの全ての州で、四足歩行の「サーモネーター」を9420ドル(約147万円)で販売し始めた。
「Throwflame」はデモンストレーションの動画を公開しており、そこには「サーモネーター」が森の中を這い、背中の火炎放射器から炎を放ち、周囲を焼き払う様子が映っていた。
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山火事の制御や農業管理で役立つ
もっとも「Throwflame」は「サーモネーター」を、兵器とみなしているわけではない。
むしろ山火事の制御や農業管理、娯楽、氷の除去に使用されると宣伝しているという。
また同社は、アメリカで最も古い火炎放射器メーカーと主張しており、2015年には最大50フィート(約15m)の高さまで炎を発射する、史上初の火炎放射器を発売したそうだ。
「サーモネーター」には、さまざまなカメラとセンサーが搭載されており、周囲を自律的に移動し、放火するターゲットを見つけることができるという。
ただ現在、ロボットは遠隔操作されており、動画でも操縦者がスマートフォンで「サーモネーター」を制御する様子が示されている。
アメリカでは、メリーランド州を除いて火炎放射器を持つことに規制がされておらず、現在も多くの州で合法となっている。(了)
出典元:MailOnline: Meet the Thermonator: First ever flamethrowing robot dog that shoots jets of fire up to 30 feet hits US market(4/23)