米・人気長寿番組のアナウンサーが解雇 機内で児童性愛関連チャットを閲覧か

米人気テレビ番組のアナウンサーが、番組を解雇された。この問題の引き金となったのは、同年5月に発生した航空機内での出来事だ。
小児性愛向けサイトを閲覧か
今回解雇されたのは、アメリカで人気の長寿番組「ホイール・オブ・フォーチュン」で、2011年からアナウンサーを務めてきたジム・ソーントン(61歳)。
問題となったのは、5月14日にノースカロライナ州シャーロットからロサンゼルスへ向かっていたアメリカン航空1276便での出来事だ。同機に搭乗していた乗客の1人が、ソーントンがノートパソコンで小児性愛(ペドフィリア)向けとされるチャットルームを閲覧していたことに気づき、客室乗務員に通報した。
TMZが入手した写真には、ソーントンがノートパソコン上でチャットフォーラムを見ている様子が写されていた。さらに、その際彼は、「ホイール・オブ・フォーチュン」のスタッフジャンパーを着用していた。また、問題のサイトを約1時間利用していたように見えると報じている。
飛行機がロサンゼルス国際空港に到着した際、通報を受けた法執行機関が機内に赴き、ソーントンから事情聴取を実施。アメリカン航空側も、乗客からの懸念の報告を受けて、到着時に警察が対応したことを確認している。
間違えて閲覧したと主張
ソーントンの弁護士であるアリソン・ハートは、クライアントに不正行為は一切なかったと主張している。
弁護士によると、ソーントンは2年前に近親者を自殺で亡くしたことをきっかけに、自殺防止の支援活動に関わるようになり、支援チャットルームなどを利用していたという。
問題のチャットルームを閲覧していたのは、自殺防止活動の知人を介して案内されたサイトと似たURLのフォーラムに、誤って誘導されたためだと説明。ソーントンはサイトの内容を理解した時点でページを離れ、違法な児童ポルノなどを閲覧、ダウンロード、所持したことは一度もないと主張している。
弁護士によると、到着後に警察から事情聴取を受けたものの、その場で不正行為はないと判断され、解放されたという。実際に、彼は逮捕も起訴もされていない。
PCを閉じた後にも疑惑の行動
客室乗務員から言われてPCを閉じた後の行動にも、疑惑の目が向けられている。TMZが公開したのは、ソーントンがスマートフォンでGoogle検索を行い、チャットルームと自身を結びつけられるかについて説明するGoogle AIの回答を読んでいる写真だ。
ただし、写真から確認できるのはGoogle AIの回答であり、本人が入力した検索ワードまではわからない。
調査を経ての解雇
番組を制作するソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは9月1日、ソーントンの停職と調査中であることを発表。9月4日、調査を終えた同社は、ソーントンを「ホイール・オブ・フォーチュン」から即時解雇した。
番組側は調査の段階からソーントンの代役の起用を進めており、番組の新シーズンでは、すでに収録済みのエピソードを新しいアナウンサーの音声に差し替える再編集が進められている。
チャットの運営も声明を発表
ソーントンが機内で利用していたとされる Lifeline.chatの運営者が、今回の騒動について声明を発表した。
運営側は、同サイトについて「犯罪行為を扱う場所ではない」と主張したうえで、性的に未成年者へ惹かれる人(minor-attracted people)には他に支援を受けられる場所がないとして、存在意義を訴えている。
Lifeline.chatの問題のチャットルームは、現在閉鎖されている。(了)
出典元:TMZ:‘Wheel of Fortune’ Announcer Jim Thornton Suspended(9/1)
出典元:PEOPLE:Wheel of Fortune Announcer Jim Thornton Fired From Show After Investigation into Allegations(9/4)
出典元:TMZ:Jim Thornton Pedo Chat Room Organizers Address Website After Airline Incident (9/8)

























