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NZの科学者が「ゴースト・シャーク」の新種を発見

NZの科学者が「ゴースト・シャーク」の新種を発見
NIWA

ニュージーランドの研究者が、「ゴースト・シャーク」として知られる魚の新たな種を発見した。

 

NZ東部の海底を調査

 

この新しい種を発見したのは、ニュージーランド国立水大気研究所のブリット・フィヌッチ博士と、仲間の研究者たちだ。

 

彼らは、ニュージーランドの東にある「チャタムライズ(Chatham Rise)」として知られる海底地域を調査。

 

その際に、「Australasian Narrow-nosed Spookfish」と呼ばれる「ゴースト・シャーク」の新種を発見したという。

 

見つけるのが非常に困難

 

「ゴースト・シャーク」はサメやエイと密接に関係しており、鱗がなく、骨格は完全に軟骨でできているという。

 

また太平洋の深海、最大2600メートルの深さに生息するため、見つけるのが非常に困難で、珍しい種類の魚とされている。

 

「ゴースト・シャーク」は長い鼻を持ち、今回見つかった新種は「Harriota avia」と名付けられた。

 

「ゴースト・シャーク(Spookfish)」は当初、世界中で見られる魚の一部と考えられていたが、その後の研究により、いとこの魚とは遺伝的に異なり、オーストラリアとニュージーランドの海域にしか生息していないことが判明したという。

 

しかしこの魚の生態や、脅威の状況については分かっていないため、詳しく知ることで、保護する最善の方法を見つけ出すことが求められている。(了)

 

出典元:BBC:New ‘ghost shark’ discovered in New Zealand waters(9/24)

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