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ベトナムの青年、ジム帰りに火災現場から7人を救出し、母親を心配させないため「転んだだけ」と言う

ベトナムの青年、ジム帰りに火災現場から7人を救出し、母親を心配させないため「転んだだけ」と言う
Instagram/asianhustlenetwork

ベトナム·ハノイ市で発生した火災で、一人の男子学生が大活躍。美談として海外メディアが報じている。

 

火災現場に通りかかった大学生

 

2026年3月24日、ベトナムのハノイ市ホアンマイ区にある、6階建ての集合住宅で火災が発生した。2階から出火し、煙はすぐに建物全体に広がり、屋上に逃げた家族7人が危険な状況に陥った。

 

近くで作業をしていた建設作業員らが、助けを求める叫び声を聞きつけ、消防に通報したが、救助隊はなかなか到着しない。建物の階段は火で完全に塞がれていたため、上がれなかったそうだ。

 

20才の大学生グエン·レ·トゥさんは、その日の午後5時50分頃にジムから帰宅。バイクで火災現場近くを通り、人の叫び声を聞いたため、バイクをその場に置いて現場まで走って行った。

 

それから彼は、現場に隣接する建設中のビルの屋上に上がり、そこから梯子を橋のようにかけて現場の屋上に降りた。そして屋上を覆っていた金属の格子を打ち破り、中にいた高齢の夫婦、女性2人と子供を救出。近隣住民の一人も協力したと報じられている。

 

現場を映した動画がInstagramに投稿されている。

 

 

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「ただ、転んだだけだよ」

 

「煙の最初の波を感じた瞬間、目が痛くなり、息をするのが苦しくなった。煙がどんどん濃くなって、本当に息ができなくなった」と、彼は後に地元メディアに語っている。トゥさん自身も、いったんは病院に運ばれたそうだ。

 

翌朝、母親に電話で体の傷について話した際には、心配させまいとして「ただ転んだだけだよ」とだけ伝えた。「火の中に突っ込んだなんて、絶対に言えなかった」と彼は言う。

 

その後もできるだけ目立たないようにしたかったらしいが、地元の人々は彼の勇気を見過ごさなかった。ホーチミン共産青年同盟から「勇敢な青年」バッジが授与され、ベトナム教育相代理からは正式な表彰状が贈られた。(了)

 

出典元:sunny skyz:He Ran Into A Burning Building, Saved 7 Lives, Then Told His Mom He ‘Just Fell’(4/6)
出典元:TOC:Vietnamese student and neighbour rescue seven from burning Hanoi building(3/31)

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