イスラエル兵がレバノン南部で、聖母マリア像の口にタバコを押し当てる

イスラエル兵がレバノン南部で不適切な行為を行い、現在イスラエル軍が調査を行っている。
「極めて深刻に受け止めている」
そのイスラエル兵は、キリスト教徒の村、Debelにおいて、聖母マリア像の口にタバコを押し当てていたという。
その様子は写真に収められ、ネットでも拡散されたため、イスラエル国防軍は現在、この件について調査しているそうだ。
イスラエル国防軍の報道官によれば、問題の写真は数週間前に撮影されたものであり、調査結果に基づき、当該兵士に対して「指揮上の措置」が取られるという。
またイスラエル軍は今回の事件を「極めて深刻に」受け止めており、兵士の行為は「軍人に求められる価値観から完全に逸脱している」と述べた。
しかしDebelの村では、先月にも別の兵士が十字架にかけられたイエス像の顔をハンマーで殴打し、その写真も撮影されていた。
Outrage is growing over a photo of an Israeli soldier pushing a cigarette into the mouth of a statue of the Virgin Mary in southern Lebanon.
Israeli army officials say the ‘matter is under examination.’ pic.twitter.com/fYVdHE9PBd
— Al Jazeera English (@AJEnglish) May 7, 2026
「軍内部に偏見に満ちた人間が存在」
Debelの教会の責任者であるFadi Felfeli神父はBBCに対し、「正直言って、この問題は私たちを本当に憤慨させている。特に十字架に関する謝罪の後では、なおさらだ」と述べ、次のように語った。
「これはまたイスラエル軍内部に、倫理観や価値観を欠き、偏見に満ちた人間が存在することを示している。これは非常に大きな狂信を反映している。これは、あってはならない過激主義と不寛容を反映したものであり、特に平和と中立を重んじ、戦争に関与していない村に対して行われるべきではない」
Felfeli神父は、聖母マリア像が無傷で破損していないとした上で、こうした行為を「非倫理的」と非難した。
またローマ・カトリックの聖地管理委員会(Custodia Terrae Sanctae)も、イスラエルのハアレツ紙に対し、次のように語った。
「イスラエル政府とイスラエル国防軍(IDF)に対し、このような行為は容認できないものであり、二度と起こってはならないという明確なメッセージを送り、この件を最大限の真剣さをもって処理するよう求める」
イスラエル軍の報道官も、「イスラエル国防軍は、あらゆる宗教と共同体の信教の自由、礼拝の自由、聖地、宗教的シンボルを尊重する」と述べた。(了)
出典元:BBC:Israeli military investigates soldier’s act against Virgin Mary statue in Lebanon(5/7)

























