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アラブ首長国連邦が極秘に、イランへ大規模な攻撃を行っていた

アラブ首長国連邦が極秘に、イランへ大規模な攻撃を行っていた
X_Sabria Chowdhury Balland

アラブ首長国連邦(UAE)が紛争中、秘密裏にイランへ大規模な攻撃を仕掛けていたと報じられている。

 

UAEが明確な標的になる可能性

 

「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によると、UAEによるイランへの攻撃は、イランによる国内への施設攻撃への報復として行われたという。

 

また4月7日の停戦合意発表直前、UAEはイランのラザン島への攻撃を行っていたそうだ。

 

2月28日に始まった初期の戦闘で、アラブ首長国連邦(UAE)は、イランによるミサイルとドローン攻撃の標的にされていた。

 

これはUAEがイランに対して強い外交的敵意を示していたからとされ、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙は、UAEの「ミラージュ戦闘機(フランス製)」や「ウイングロング無人機(中国製)」が、イラン国内で作戦行動している写真も提示している。

 

しかしこのことは、アメリカとイランが再び紛争に突入した場合、UAEがイランにとってより明確な標的となる可能性が高いことを示唆しているという。

 

アメリカのマイク・ハッカビー駐イスラエル大使は5月12日、イスラエルがUAEの防衛力強化のため、「アイアンドーム」ミサイルシステムと人員を派遣したと明らかにした。

 

サウジアラビアは攻撃を抑制

 

アラブ首長国連邦(UAE)は、イランの攻撃や、ホルムズ海峡封鎖に対抗するため、カタールやサウジアラビアにさらなる行動をとるよう促しているという。

 

しかしサウジアラビアなどはイランへの軍事攻撃を控えており、サウジアラビアの元駐米大使であるTurki al-Faisal氏は先日、攻撃の自制は賢明だったと主張し、次のように述べた。

 

「もしイスラエルの計画が成功し、サウジアラビアとイランの間で戦争が勃発すれば、地域は荒廃と破壊の状態に陥り、イスラエルはこの地域に自らの意思を押し付け、周辺地域における唯一の支配者となるだろう」

 

その上でal-Faisal氏は、サウジアラビアがイランとの全面戦争に突入すれば、東海岸の石油施設は破壊され、海水淡水化プラントが攻撃を受け、ハッジ(メッカ巡礼)も壊滅的な影響を受けて、ビジョン2030プロジェクトも頓挫するだろう、との見方を示した。

 

一方、クウェートは5月12日、自国領のBubiyan島で「テロ攻撃」を実行しようとしていた、イスラム革命防衛隊員少なくとも4人を拘束したと発表した。

 

アラブ首長国連邦(UAE)は声明を発表し、イラン革命防衛隊(IRGC)の「敵対的かつテロ行為」を阻止しようとする、クウェートとの連帯を表明したという。(了)

 

出典元:The Guardian:UAE’s secret attack on Iran risks drawing Gulf states into the war(5/12)

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