動物保護施設から117匹の犬の死体を発見、銃弾の痕跡【アメリカ】

アメリカのカリフォルニア州にある動物保護施設の敷地内から、数多くの犬の死体が発見された。
保護施設内の敷地を掘り起こす
カリフォルニア州のハンボルト郡保安官事務所は6月26日、動物保護施設「Miranda’s Rescue」で25日に2度目の捜索を行い、犬の死体117体を発見したと発表した。
郡や州、連邦の捜査官は先週、地中レーダーを使用して、保護施設の敷地内を捜索。土壌に異常が検出された、複数の場所を掘り起こしたという。
その結果、犬の死体117体に加え、犬の頭蓋骨21個、その他数百個の骨も発見したそうだ。
多くの死体から銃弾の破片
保安官事務所によると、117体の犬の死体は様々な段階で腐敗していたが、現場では70体のレントゲン検査が行われ、多くの死体から銃弾の破片が見つかったという。
残りの47匹は証拠として回収されたが、時間的な制約から現場での検査は行われなかった。
アメリカ農務省(USDA)の獣医師と法医学専門家は、多くの犬が銃によって死亡したと暫定的に判断した。
回収された犬の死体のほとんどには、マイクロチップが埋め込まれており、現在、分析官がデータの精査を行い、個体識別を進めている。
また捜査官は、敷地内の納屋の中で、犬を殺害するために使われたと思われる場所も発見。その場所からは、600個以上の犬の首輪も回収されたそうだ。
犬を引き取り、里親を探すと約束
この保護施設は、カリフォルニア州各地のシェルターから、1匹あたり数百ドル、場合によっては数千ドルで犬を引き取り、世話をして里親を見つけると約束していた。
捜査当局によると、2025年1月以降、約900匹の犬がこの保護施設に送られてきたが、里親が見つかったのは約100匹のみで、700匹以上の行方が依然として不明だという。
捜査当局は、より多くの犬を受け入れるスペースを確保するために、これらの犬の一部が殺処分されたと考えている。
今年の4月、近隣住民がこの保護施設の敷地内に不法侵入し、死んでいた犬を掘り起こしたことで、捜査が始まったという。
その時発見された8匹の犬は、頭を銃で撃ち抜かれていたそうだ。
「Miranda’s Rescue」側は、一部の動物を安楽死させたことを認めているものの、営利目的の不正行為を繰り返し否定している。
捜査開始から2か月以上が経過したが、保護施設のオーナーや従業員に対する起訴は、まだ行われていない。しかし、今後起訴される可能性もあるという。(了)
出典元:abc7:Over 100 dogs found dead, many with bullet holes at Northern California rescue, authorities say(6/27)


























