イラン軍も報復攻撃を停止、仲介国を通し米国とメッセージのやり取り

アメリカ軍が2夜連続でイランへの攻撃を停止していることを受け、イラン軍も周辺国への攻撃を停止すると明らかにした。
「米政府の意思決定が混乱」
イラン軍の報道官であるMohammad Akraminia准将は7月26日、国営テレビにおいて、イランの対抗作戦はアメリカ軍の軍事活動に左右されるとし、次のように述べた。
「過去2夜、アメリカは攻撃を停止した。我々の戦略は基本的に報復であるため、報復作戦も停止した」
また、攻撃停止が正式な停戦を意味するのかとの質問に対し、Akraminia准将は「アメリカ政府はまだ明確な長期戦略を確立しておらず、アメリカの意思決定は混乱と消耗状態にあるようだ」と述べた。
仲介国を通してメッセージ
一方、イラン外務省のバガイ報道官は26日、パキスタンやカタールを含む仲介者が、イランとアメリカとの間でメッセージをやり取りしていると認めた。
しかし同時に、イラン側がホルムズ海峡の安全な航行を確保するという覚書(MOU)の約束を30日以内に履行したにも関わらず、アメリカ側が攻撃をしたと主張。交渉中に攻撃され、イランの外交努力が「裏切られた」のは、過去1年間で3度目だと述べた。
バガイ氏はまた、アメリカがMOUで義務付けられているイランの凍結資産の解除を怠っているとも非難した。
ウクライナ軍の商船攻撃を非難
イランのアッバス・アラグチ外相は、ウクライナがカスピ海を航行中のイランの商船を攻撃したことを非難。この事件は「見過ごすことはできない」と警告した。
ウクライナ軍による商船の攻撃により、乗組員1名が死亡し、1名が負傷した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は7月25日、カスピ海でロシアの軍艦や、イラン関連の軍事物資の輸送に使われていた船舶を攻撃したと明らかにしていた。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Tehran says Ukraine attack on vessel ‘cannot go unanswered’(7/26)

























