NASAの「キュリオシティ」が、火星でハチの巣構造の模様を発見

NASAの火星探査ローバー「キュリオシティ」が、興味深い形をした地面を発見し、画像を地球へ送ってきた。
4~8cmの多角形の穴
「キュリオシティ」は今年の6月、「ヴァレ・グランデ」と呼ばれる火星の谷を登り始めた時、奇妙な地形を発見したという。
それはハチの巣構造をしており、1つが4~8cmの多角形の穴が広がっていたそうだ。
しかもこの多角形の模様は、高さ約6mの「ミラフローレス」と呼ばれる小さな丘の側面にもみられたという。
「キュリオシティ」は6月19日と20日に、その様子を撮影し、画像を地球へ送信した。

形状と化学組成を綿密に測定
NASAジェット推進研究所の科学者、Ashwin Vasavada氏は、次のように述べている。
「キュリオシティの目を通して、これまで数々の魅力的な景観を見てきましたが、この多角形の海には息を呑みました。私たちは、それらの形状と化学組成を綿密に測定しており、これらの地形がどのように形成されたのか、データの中に手がかりがあることを期待しています」
このハチの巣構造は、温暖な温度と寒冷な温度のサイクルや、地表が埋没した際に堆積物から水分が押し出されて圧縮されるなど、さまざまなプロセスが関与している可能性があるという。
「キュリオシティ」はこれまでも、硫黄の結晶や光沢のある隕石、その他の興味深い地質学的特徴を発見してきた。
また「キュリオシティ」は古代の火星の環境、特に微生物の生命を支える水や化学物質、栄養素が存在していたことを発見してきたという。
それらの化学物質には、遺伝情報を運ぶ2つの核酸であるRNAとDNAの前駆体と考えられている、炭素ベースの分子も含まれていたそうだ。(了)
出典元:NASA:NASA’s Curiosity Mars Rover Discovers Field of Honeycomb Textures(7/29)

























