トランプ大統領、イランとの協議が継続中だと主張、イラン側は否定

アメリカのトランプ大統領は8月3日、イランとの協議が継続中だと改めて主張し、これが「最後のチャンス」になると語った。
「通行料の徴収は許さない」
トランプ大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に対し、次のように語った。
「我々は現在、イランの要請に基づき、サウジアラビア、UAE、そして特にカタールの支援を受けて(イランと)協議している。多くの国が呼びかけている。しかし、もし協議が実現しなければ、これがイランにとって良い文書に署名する最後のチャンスになるだろう」
またトランプ氏は、ホルムズ海峡は「文字通り明日にも」開通する可能性があるとし、次のように述べた。
「(交渉の)第一段階は海峡の開放だ。第二段階は非核化だ。それには少し時間がかかるだろうが、我々は非常に強い姿勢で取り組んでいる」
ただしトランプ大統領は、「イランが、ホルムズ海峡の通行料を徴収することを許さない」とし、次のように語った。
「(通行料は)無料であるべきだ。彼らに徴収させるつもりはない。もし誰かが徴収しようとするなら、我々が徴収する。我々こそが、完全な支配権を持っているのだから」
「アメリカとは交渉していない」
一方、イラン外務省のバガイ報道官は3日、声明でトランプ氏の発言を否定。「我々は現在、アメリカとは交渉していない。我々の交渉相手はオマーンであり、ホルムズ海峡の航行確保を目指している」と述べた。
またバガイ報道官は、イランが「今のところ」代表団を派遣したり、受け入れたりする予定はないとし、オマーンとの交渉は継続中で、ホルムズ海峡の一時的な通行確保に向けて、進展が見られたと明らかにした。
さらにバガイ報道官は、アメリカとの合意に至る可能性はあるが、ホルムズ海峡が戦前の状態に戻ることはないだろうと述べ、事実上、ホルムズ海峡が当面の間、政治的な駆け引きの道具であり続けるとの見方を示した。
イラン革命防衛隊は3日、ホルムズ海峡上空を飛行していた「MQ-9リーパー」無人機を撃墜したと明らかにした。
この無人機は、ホルムズ海峡上空で運用されていた、イラン側の防衛システムによって撃墜されたという。
無人機の正確な所有者は今のところ不明だが、「MQ-9リーパー」は主にアメリカ空軍が運用している。
ガザ地区で19人が死亡
一方、イスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区を攻撃し続けており、3日にも北部のガザ市南西部で、イスラエル軍のドローンにより車両が攻撃され、2人のパレスチナ人が殺害された。
ガザ地区の保健当局によれば、3日には過去24時間で、イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ人19人が死亡、35人が負傷したという。
これにより2023年10月以来、ガザ地区での死者の合計数は7万3375人に達した。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Trump claims talks ongoing, says ‘last chance’ for good deal(8/3)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Trump claims strait of Hormuz could open ‘by tomorrow’ as Iran denies any talks taking place(8/3)

























