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メキシコ湾からイギリスにまで流されたウミガメ、ついに故郷へ帰還

メキシコ湾からイギリスにまで流されたウミガメ、ついに故郷へ帰還
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本来、メキシコ湾に生息していたウミガメが、イギリスにまで迷い込んでしまい、今回故郷に返された。

 

テキサス州の動物園に運ばれる

 

そのカメとは、絶滅危惧種であるケンプヒメウミガメの「ロッシ」だ。

 

ケンプヒメウミガメは、本来メキシコ湾に生息しているが、「ロッシ」は何と約8000kmも旅をし、2023年12月にイギリス・ウェールズの海岸で、犬によって発見されたという。

 

その後、「ロッシ」は保護され、イギリスで2年間、回復期間を過ごしてきたそうだ。

 

そして今年の8月10日、「ロッシ」は故郷のアメリカ・テキサス州にあるヒューストン動物園に運ばれたという。

 

しかし、すぐに海に戻されたわけではない。ヒューストン動物園によれば、現在、「ロッシ」は獣医師チームのケアを受けながら、将来的に野生へ戻るための準備を進めているという。

 

低温による仮死状態で発見

 

ウェールズの海岸で発見された時、「ロッシ」の体重はわずか2ポンド(約0.9kg)しかなく、しかも北大西洋の冷たい水にさらされたことによる「コールド・スタン(低温による仮死状態)」に陥っていたという。

 

その後、「アングルシー・シー・ズー(Anglesey Sea Zoo)」のチームが「ロッシ」を保護し、2年間かけて健康を回復させてきたそうだ。

 

ヒューストン動物園によると、現在の「ロッシ」の体重は46ポンド(約21kg)にも達しているという。

 

ケンプヒメウミガメはメキシコ湾を本来の生息地としているが、強力な海流によって大西洋を越えて流されてしまうことが稀にあるそうだ。

 

そして今回の旅の実現には、アメリカ魚類野生生物局(USFWS)やアメリカ海洋大気庁(NOAA)、「アングルシー・シー・ズー」、テキサス州水族館、そしてウェールズのヘリコプター・パイロットであるダレン・ブリッグス氏など、複数の組織が協力したという。(了)

 

出典元:WCNC:Endangered sea turtle travels 5,000 miles from Wales to Texas on journey home(8/14)

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