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米宇宙軍が武器を人工衛星に配備済みと発表、どのような武器か専門メディアが推測

米宇宙軍が武器を人工衛星に配備済みと発表、どのような武器か専門メディアが推測
photo AC

アメリカ空軍のTroy Meink長官は9月14日、メリーランド州で開かれた航空・宇宙・サイバー会議で、アメリカが(地球を周回する)軌道上に「宇宙制御兵器」を保有していると述べた。(このニュースはSwitchNewsの16日の記事「米軍が宇宙に兵器を配備、空軍の長官が初めて認める」でも取り上げた)しかし、兵器の種類も、数も、攻撃対象も、一切明らかにしなかった。

 

これを受け、アメリカの軍事専門メディアMilitary.comが、どのような武器であるかを推測している。

 

「宇宙制御兵器」に含まれるもの

 

人工衛星に配備する兵器と聞くと、多くの人がSF映画に登場するレーザービームやミサイルを思い浮かべるかもしれない。

 

だがMilitary.comによれば、Meink長官の言葉の選び方から推測して、必ずしもそうとは限らないらしい。

 

対象を物理的に破壊する武器はもちろん「宇宙制御兵器」だが、それ以外に、敵国の情報通信を麻痺させる電子機器(主に電磁波を利用)も、当然「宇宙制御兵器」の範疇に入るとのこと。

 

また、現在平和的に稼働している人工衛星には、作業のためのロボットアームなどが搭載されており、これがいつでも立派な武器になるという。敵国の人工衛星に接近すれば、「通常のロボット技術が、平和的な作業にも、敵対行為にも使える」とMilitary.comは書いている。つまり、接近して敵の人工衛星を、物理的に破壊することができるわけだ。

 

軌道上の兵器は違法ではない

 

ところで、宇宙戦というものを、世界各国はどのように認識しているのだろうか?

 

1966年に国連で採択された宇宙条約は、宇宙空間の探査·利用の自由、領有の禁止、平和利用の原則を規定し、月その他の天体の軍事利用は一切禁止されている。

 

しかし、軌道上に配備することが禁じられているのは、核兵器や大量破壊兵器のみで、それ以外の兵器は、明確に禁止されてはいないとのこと。(了)

 

出典元:Military.com:US Space Force Confirms It Has Weapons in Orbit. Here’s What They Could Include(9/16)

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