米海軍の哨戒機が滑走路をオーバーラン、海へ突っ込む
アメリカ海軍の哨戒機が、滑走路を通り過ぎてしまい、海へ落ちる事故が起きた。
哨戒機「P-8Aポセイドン」
この事故があったのは11月20日、場所はハワイにある海兵隊基地とされている。
当時、雨の中を飛行していたアメリカ海軍の哨戒機「P-8Aポセイドン」が、飛行場に着陸しようとしていたという。
しかし滑走路をオーバーランしてしまい、Kaneohe湾に突っ込んでしまったそうだ。撮影された動画にも、機体が海面に漂っている様子が映っていた。
A P-8A “Poseidon” Anti-Submarine and Surveillance Aircraft with the U.S. Navy’s Patrol Squadron Four (VP-4) overshoots runway, while landing at Marine Corps Air Station Kaneohe Bay, Hawaii.
📹KanekoaTheGreat#aircraft #safety #aviation pic.twitter.com/W5NmPa8USV
— FL360aero (@fl360aero) November 21, 2023
Fun fact: P-8A Poseidon’s can serve briefly as a boat. pic.twitter.com/82PmgyF1in
— Trent !Reznor (@pr1ntf) November 22, 2023
9人全員救助され、ケガもなし
ホノルル消防署は午後2時過ぎに航空機に関する緊急通報を受けとり、沿岸警備隊も救助のため出動したという。
その後、「P-8Aポセイドン」の乗員は9人全員救助され、ケガなどはなかったそうだ。
現時点では、なぜ哨戒機が滑走路をオーバーランしたのか、原因は明らかになっていない。ただ当時、視界はあまり良くなかったと考えられている。
「P-8Aポセイドン」は潜水艦の捜索や偵察、情報収集に使われており、ボーイング社が製造し、多くの備品を「737」の機体と共有しているという。
またハワイ海兵隊基地は、オアフ島のホノルルから約 16 kmの距離にあり、いくつかの重要な軍事施設の1つとされている。(了)
出典元:ABC News:Navy plane overshoots runway and ends up in ocean, but all 9 aboard escape unharmed(11/21)