マレーシアの学校で生徒がライブ配信しながら教師を襲撃か 教師を守った生徒も

マレーシア・サラワク州クチンの私立学校で10月21日、16歳の少年が教師を襲撃して負傷させる事件が発生し、警察が少年を拘束した。事件当時、少年は襲撃の様子をソーシャルメディア上でライブ配信していたという。
また、ほかの生徒が逃げ出す中、教師を守った生徒たちに注目が集まっている。
少年が襲撃の様子をライブ配信
サラワク州警察のサイフリザン・イシャク警察長官代行によると、少年は教師への襲撃をソーシャルメディアでライブ配信していた。映像は12分6秒にわたり、少年自身の視点から撮影されていたという。
▼ライブ配信の一部(動画はリンクからご覧いただきたい)

少年がトイレで準備を整えた後、事件を起こした教室へ向かい、入っていく様子が映っている。少年は額に取り付けた携帯電話を使用して、事件を配信していた。
少年が配信した映像は、マレーシア通信・マルチメディア委員会(MCMC)によってFacebookから削除されている。
インターネット上では、襲撃したとされる少年は同性愛者で、イスラム教徒の家庭に生まれたものの、イスラム教の教えには懐疑的だったとする情報も拡散している。ただし、これらの情報が事実かどうかは確認されていない。
教師を守った生徒たちに称賛の声
教室に設置された防犯カメラの映像では、ほかの生徒が教室から逃げ出す中、教室に残って教師を守った生徒と、後から止めに入った別の生徒の姿が確認できる。

ネット上では、教師を守った生徒らに「襲撃を止め、これ以上危害が及ぶのを防いだ勇敢な生徒に敬意を」「この勇敢な生徒にメダルをあげてほしい」などの声が上がっている。
教師は重篤なケガがなく、回復中
事件が発生したトゥンク・プトラHELPインターナショナルスクール(TPH)は声明を発表し、負傷した教師は容体が安定しており、重傷ではないと明らかにした。事件発生時には教室にいた生徒たちが避難し、教師以外に負傷者はいなかったという。
学校は警察の助言を受けて同日早めに閉鎖し、保護者に児童・生徒の迎えを要請したとしている。
また、学校は生徒の不安に対応し、必要に応じてカウンセリングを提供する方針を示した。サラワク州教育局も学校側と連絡を取り、支援が必要な生徒や教師、職員に心理社会的支援を提供する用意があるとしている。
少年は釈放済
警察は現場から折りたたみナイフ、小型の斧(手斧)を押収。また、爆竹も学校に持ち込んだとしている。事件について、危険な武器による傷害に関するマレーシア刑法第324条と、1957年爆発物法第6条第1項に基づいて捜査を進めている。
国営放送RTMは同日夕方、少年がサラワク総合病院の精神科病棟に移されたと報じた。その後、少年は釈放されたとBERNAMAは伝えている。現在の精神科での処遇については、継続中かどうか確認できていない。(了)
出典元:Free Malaysia Today:Teen livestreamed attack on teacher at Kuching school, say cops (10/21)
出典元:The Straits Times:Student arrested for injuring teacher with axe at school in Kuching, Sarawak (10/21)
出典元:BERNAMA:Police Arrest Student Over Alleged Attack On Teacher At International School In Kuching (10/21)
出典元:RTM:Pelajar 16 tahun ditahan selepas serang guru guna kapak di Kuching (10/21)
出典元:Reddit r/MalaysianExMuslim:The Kuching School Axe Attack and Its Consequences(10/21)
出典元:Reddit r/Bolehland:Kuching school hatchet attack, 16-year-old student … (10/22)

























