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火事が起きた建物に住む母を救うため、男性がバルコニーを伝って救助へ向かう

火事が起きた建物に住む母を救うため、男性がバルコニーを伝って救助へ向かう
Twitter/ABC News

アメリカで火事が発生し、母親を助けるため15階までバルコニーを伝って登った男性が目撃された。

 

警察から建物内に入るのを止められる

 

その火事が起きたのはペンシルベニア州の都市、フィラデルフィア西部にある19階のマンション「Westpark Apartments」だ。

 

7月18日の夜、この建物で火事が発生。内部が煙に包まれ始めたという。

 

35歳の建設作業員(屋根職人)のJermaineさん(35)は、当時建物の外にいたが、マンションの15階には体の不自由な母親が住んでいたそうだ。

 

しかし現場にはすでに警察や消防がおり、正面玄関から入ろうとしたJermaineさんは警察官に入らないようにと止められてしまう。※下の動画は降りようとしている場面。

 

15階まで登り、母の部屋に到達

 

母親はベッドから起き上がることもできず、家の中を歩き回ることもできない。火が迫ってきたら、誰かが助けに行かなければならない。

 

そう思ったJermaineさんは、地上から建物のバルコニーを伝って15階まで登ったという。

 

そして最終的に母親の部屋に到達。彼女の無事を確認したそうだ。またその後、火災も消し止められることに。

 

やがてJermaineさんは、急いで15階の部屋からバルコニーを伝って降り始めた。その時の様子は、ヘリコプターから取材をしていたテレビ各局のカメラが捉えていたという。

 

ただし地上へ降りたJermaineさんは、立ち入り禁止の中を入っていったため、警察に逮捕されると思ったそうだ。しかし状況を理解した警察官は、彼をそのまま行かせたという。(了)

 

 

出典元:abc6:Man speaks out after climbing 19-story building during fire looking for his mother(7/20)

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