【黒人殺害事件への抗議デモ】白人の男が弓を構え、デモ隊に狙いを定める
黒人男性が白人警官によって殺された事件をきっかけに、正義を求め世界各地でデモが起きている。
そんな中、アメリカでデモに参加していた人々を、弓で射ろうとする白人の姿が撮影された。
弓を構えて、狙いを定める
その事件が起きたのはユタ州の街、ソルト・レイク・シティとされている。
ツイッターに投稿された動画には、Brandon McCormickと名乗る白人の男が、車から降り、弓に矢を番えて、デモに参加している人に狙いを定める様子が映っていた。
もっとも実際に矢が放たれたのか、またはケガを負った人がいたのかは分かっていない。
ツイッターの動画でも、その後McCormick容疑者がデモ隊に囲まれ、殴られたりもみくちゃにされたりする様子が映っていた。
A civilian brought a hunting bow to the #slcprotest and began shooting it at protesters. pic.twitter.com/UYZFtISb9I
— Titania v. 2.0 (@Gingersonfire) May 31, 2020
下は別な角度からの映像。
WELL THIS JUST HAPPENED IN DOWNTOWN SALT LAKE CITY. fucking bastard deserved it. WHO THE FUCK DOES THIS?!
VIDEO CREDIT : @jaxcino on LIVE IG #slcprotest pic.twitter.com/ZZvznaCUcM— ♛ 𝖑𝖔𝖓𝖉𝔂𝖇𝖆𝖇𝔂 ♛ (@princesslondyxx) May 31, 2020
大型ナイフを所持、警察に拘束される
動画を投稿したユーザー「Titania v. 2.0」さんによれば、McCormick容疑者は人々にタックルされる前に、群衆に向かって矢を放ったという。
またMcCormick容疑者は叫びながら、「Titania v. 2.0」さんの背後にいた黒人男性に狙いを定めていたが、その男性が突進し、容疑者に飛びかかっていったそうだ。
その後、容疑者の車は、怒ったデモ参加者によって破壊されることに。
一方、McCormick容疑者は路上でのインタビューにおいて、車内で叫んだ後、デモ隊の方が攻撃してきたと主張。「全ての命が大切だ!」と叫んだ後、デモ隊から殴られたため、弓を取り出し、その後群衆に殴られたと述べている。
ただMcCormick容疑者は当時、大型のナイフを所持していたため、その後駆けつけた警官によって拘束されたとか。
今回のデモは先週末にかけてアメリカで拡大し、土曜日にはイギリスのロンドンや、ドイツのベルリン、カナダのトロントなどでもデモが行われたと言われている。(了)
出典元:METRO:Man aims bow and arrow at protesters before crowd tackles him View 29 comments(5/31)
出典元:NYPost:Protesters take on driver aiming bow and arrow at them in Salt Lake City(5/30)