オオカミか?イヌか?米で正体不明の動物が発見され、DNA検査が進められる
アメリカでオオカミに似た正体不明の動物が発見され、従来には見られない特徴があるとして、現在DNA検査が進められている。
家畜がいる牧場に現れ、射殺される
その動物が発見されたのは5月16日、モンタナ州中央部にある街、Denton近くの牧場だという。
当時、牧場には家畜がいたため牧場主が銃を発砲。その動物は撃たれて死んだそうだ。
しかしその容姿が、これまでに見られないものだとして、駆けつけた野生動物局の職員がDNAのサンプルを採取。どのようなタイプの動物なのか調べている。
オオカミとイヌとのハイブリッド?
魚類野生動物公園のスポークスマンであるBruce Auchly氏は、次のように語っている。
「動物の前足の爪と、犬歯があまりにも短いのです。その耳は頭蓋骨に比べてあまりにも高いため、純血のオオカミであるとは言えません」
またオオカミ管理の専門家であるTy Smucker氏によれば、この動物はオオカミとイヌとのハイブリッド(交配種)である可能性があるという。
その動物が出没した時には、近くに子供たちや飼い犬、そして家畜などがいたため、牧場主が射殺したのは正当なことだと言われているとか。
まだDNA検査の結果は報告されていないようだが、どんな種なのか興味は尽きない。(了)
出典元:ABC News:Wolf-like animal shot in central Montana, DNA tests underway(5/25)
出典元:FOX8:Mysterious, wolf-like animal shot in central Montana, DNA tests underway(5/26)