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中国のスパイ気球が発見されたモンタナ州上空で、謎の爆発

中国のスパイ気球が発見されたモンタナ州上空で、謎の爆発
Twitter/Dolly Moore

先日、アメリカ上空で、中国のスパイ気球とみられるものが発見されたが、その付近で大きな爆発が起きたらしく、動画がSNSに投稿されている。

 

ジェット機が通り過ぎて爆発か?

 

その様子が撮影されたのは、中国のスパイ気球が飛行していたモンタナ州の町、ビリングスの上空とされている。

 

撮影したのは地元の住民である、ドリー・ムーアさんだ。彼女は動画をツイッターに投稿し、「ジェット機がものすごい速さで通り過ぎ、空で爆発するのを見た」とコメントしている。

 

そして投稿された動画にも、、空にミサイルの航跡のような白い煙が伸び、一瞬空が真っ白に輝く様子が映っていた。

 

気球は爆発していないと発表

 

この動画は拡散されたが、その後国防当局者は、モンタナ上空の気球は爆発していないと発表したという。

 

アメリカの当局者は以前、「この気球は大きいので破壊すると破片が降り注ぎ、地上にいる人々の安全を脅かすことになる」と述べていた。

 

また気球は高度6万フィート(約1万8000m)でアメリカの領空内を飛行しており、当局者も「アメリカの主権に対する明らかな侵害」としながらも、「多数の機密施設の上を飛行しているため、撃墜はしない」と宣言していたそうだ。

 

バス3台分ほどの大きさ

 

分析によれば、気球は「バス3台分」ほどの大きさで、カメラ、センサー、レーダーなどのハイテク機器が搭載されている可能性があるという。

 

またF22戦闘機が、2月1日にカナダと国境を接するモンタナ州の上空を通過する際、この気球を追跡するために動員されたそうだ。

 

国防当局者は、「2、3日前に」アメリカ領空に入ったと語ったが、正確な位置は明らかにされなかった。

 

中国外務省は、気球が「予定航路から大きく外れた」とし、「不可抗力により米国に迷い込んだ」と遺憾の意を表明。また「気象学などの科学研究に使われた」と主張したが、アメリカの国防総省はこれに反論している。(了)

 

出典元:MailOnline:‘Explosion in the sky’ above Billings Montana where Chinese spy balloon was spotted infiltrating U.S airspace – as residents report seeing jet zoom by after officials came under fire for refusing to shoot it down(2/4)

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