カジキが角を使って小魚を捕食、珍しい瞬間が海中で撮影される
カジキが海の中で小魚を追い回す、ちょっと珍しい映像が動画サイトで紹介されている。
角を素早く動かす
この動画を撮影したのは、Alexander Benedikさんだ。彼は2010年にメキシコ東部の沿岸を潜っている時に、この映像を撮ったという。
動画にはカジキの仲間である「バショウカジキ」がイワシの群れを追いかけている様子が映っている。
しかしイワシも素早く動き、カジキはなかなか捕まえられない。
するとカジキは鋭く尖った角を素早く動かし、群れに突進。イワシを群れから引き離し、その後口へと運んでいった。
角は群れをかき回すために使う
「バショウカジキ」という魚は、長くて大きな背ビレが特徴で、獲物を追って急旋回する時にそれを広げることがあるという。この背ビレが「バショウの葉」に似ていることから、名前が付けられたとか。
またトローリングでの釣りでも人気の魚で、角は本来突き刺すものではなく、小魚の群れをかき回す役割があるとも言われている。
確かに動画でも、群れからイワシを引き離すために、角を使っているように見える。この動画は1月24日に「Caters Clips」に投稿された。(了)
出典元:Caters Clips:Rare Footage Of Sailfish Searching For Food(1/24)