飼い猫の約15匹に1匹が、寄生虫に感染している可能性

アメリカやカナダで飼い猫の調査が行われ、一定の割合で、一般的な寄生虫に感染している可能性が示された。
5匹に1匹が人間に感染させる可能性
研究者らは、アメリカの49州とカナダ5州のネコから採取した15万検体以上を対象に、「ランブル鞭毛虫(Giardia duodenalis)」の有無を検査したという。
この「ランブル鞭毛虫」は、消化管の寄生虫で、感染すると動物と人間の両方に、頻繁な下痢を引き起こす可能性があるそうだ。
そして研究の結果、飼い猫の約15匹に1匹が「ランブル鞭毛虫」に感染しており、感染したネコの5匹に1匹が、人間に感染させる可能性が示唆されたという。
感染のしやすさは個体で異なる
この研究の共著者であり、「マース・ベテリナリー・ヘルス」社のグローバル獣医疫学者である、アン・キンマーレイン博士は、ABCニュースに対し、次のように語っている
「ランブル鞭毛虫の中には、動物と人間の両方の健康に影響を与える株があるため、その発生頻度を理解することは、早期発見、適切な治療、そしてペットと家族を守るために飼い主が取るべき具体的な対策についての話し合いに役立ちます」
またネコによっては、「ランブル鞭毛虫」に感染しやすい個体と、そうでない個体がいる可能性があり、オスはメスよりも感染しやすいという。
ネコの居住地や季節も感染に影響を与える可能性があり、アメリカ中西部のネコは感染率が高く、夏は逆に検出率が低いそうだ。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、「ランブル鞭毛虫」は下痢を引き起こす他、胃のむかつきや腹部膨満感などの症状も伴うという。
また感染したペットは同様の症状を示す場合もあれば、全く症状が出ない場合もあるそうだ。(了)
出典元:ABC News:1 in 15 household cats may carry ‘Beaver Fever’ which can infect humans(10/8)

























